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就任3年でJ3→J1へ! J2優秀監督の大分・片野坂監督「J1で少しでも上に」

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J2優秀監督賞に輝いた大分トリニータ片野坂知宏監督

 Jリーグは18日、横浜アリーナで「2018 Jリーグアウォーズ」を開催した。今季から新設されたJ2、J3リーグの優秀監督賞が表彰され、J2リーグは大分トリニータ片野坂知宏監督が選出。リーグ最多得点の76ゴールを挙げ、J1昇格に導いた攻撃的手腕が評価された。

 昨季はJ1のみだった優秀監督賞は今季から、J2とJ3リーグも創設。J2は初優勝を果たした松本山雅FCの反町康治監督が優勝監督賞、J2リーグ2位で来季のJ1昇格を決めた大分の片野坂監督が優秀監督賞に輝いた。J3リーグの優秀監督賞はアスルクラロ沼津吉田謙監督が受賞した。

 就任3年目の片野坂監督は2016年、就任1年目でJ3リーグを制覇。わずか3年間でチームをJ1に導いた。壇上に立った指揮官は来季に向けて「思い切って大分トリニータらしいサッカーをチャレンジして、J1で少しでも上に行けるよう頑張りたい」と力強く語った。

 沼津の吉田監督は「この賞も僕が取ったわけじゃなく、選手、スタッフみんなで取った賞」と喜びを表現。「これからもチーム一丸、ひたむきに戦って前進していきたい」と来季に意気込みを述べた。

 なお、J1リーグの優秀監督賞は北海道コンサドーレ札幌ペトロヴィッチ監督が受賞。表彰式は欠席し、運営会社の野々村芳和社長が代理で楯を受け取った。

(取材・文 竹内達也)
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