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三浦弦太は東京五輪世代に刺激「新しい感じがあった」

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後半から練習試合に出場したDF三浦弦太(G大阪)

[12.30 練習試合 日本代表2-0流通経済大]

 日本代表は流通経済大との練習試合(35分ハーフ)を行い、5日間の国内合宿を打ち上げた。初日から参加したDF三浦弦太(G大阪)は「コンディションはちょっとずつ戻ってきている部分もある」と好感触。2日間のオフを挟んで自身初のアジアカップへ。「後ろは集中を切らすことなくやっていきたい」と大会を見据えた。

「チームによってはブロックをつくって引いてくるチームもあると思うし、難しいゲームも増えてくると思う。そういう相手に対しても自分たちらしいサッカーをして、もちろん結果が全てだと思うので、いい準備をして勝ちきれるようにしたい」

 目指すは2大会ぶり5度目のアジア制覇だ。長丁場の戦いはベンチメンバーも含めた総力戦となる。FW武藤嘉紀、MF中島翔哉、DF吉田麻也の3人はUAEで合流し、23人が揃う。「ピッチ内外でコミュニケーションを取って、一体感を持って大会に臨んでいけたら」と意気込んだ。

 35分ハーフの練習試合では後半開始から出場し、トレーニングパートナーを務めた高校3年生DF小林友希(神戸U-18)とセンターバックのコンビを組んだ。この5日間は彼ら東京五輪世代とともに調整。A代表では若手に入る23歳の三浦は「今までは自分が下の方だったので、新しい感じがあった。この経験を生かして頑張ってくれると思う」と刺激を受け、「僕らはそれに負けずにしっかりといいところを見せられるように、より一層頑張りたい」と気合を入れ直した。

(取材・文 佐藤亜希子)

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