サウサンプトンのラルフ・ハーゼンヒュットル監督が、日本代表DF吉田麻也を称賛している。

　敵地スタンフォード・ブリッジに乗り込んだサウサンプトン。これまで4試合連続で失点していたチームだったが、チェルシーの攻撃を防ぎ続け、スコアレスドローで試合を終えた。4位相手に、敵地で勝ち点1ポイントを持ち帰っている。

　この試合にフル出場した吉田は、クリア「11回」、インターセプト「8回」は両チーム最多の数字を残し(すべて『Opta』データ)、『スカイ・スポーツ』のマン・オブ・ザ・マッチにも選出されるパフォーマンスを披露。上位相手の無失点に大きく貢献した。

　しかし、吉田はこの試合を最後にチームを離れ、アジアカップに参戦する日本代表へと合流することになる。これについて会見で問われたハーゼンヒュットル監督は、30歳DFを絶賛しつつ、不在の期間を乗り切る自信があると語っている。

「最高の状況ではないね……1月の終わりまでマヤ・ヨシダと(ピエール・エミール・)ホイビュルクを欠くことになる。彼らは我々にとって最高の選手だ。だが、良いチームはマヤとピエールがいなくても勝つためのプランがある」

　また、試合については「本当に嬉しいよ。信じられないようなパフォーマンス、戦いだった」とチームのプレーを絶賛した。

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