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「ユートから9年間で20人目」伊紙が入れ替わり激しいインテルのサイドバックを特集

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長友佑都は7シーズンをインテルで過ごした

 インテルは今冬、サウサンプトンからDFセドリック・ソアレスを獲得したが、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が7日、過去9年間のサイドバックを特集した。

 インテルでは、昨夏に加入したサイドバックのシメ・ブルサリコが左ひざの手術に踏み切ることとなり、レンタル期限終了後の退団が濃厚となった。代役を務める新加入のセドリックに注目が集まる中、イタリア紙は、「さようならブルサリコ、セドリックにチャンス到来…ナガトモ(長友佑都)や(ジャネル)エルキンら9年間で20人目のサイドバック」との見出しで、2010-11年シーズン以降、出入りが激しかったインテルのサイドバックについて特集を組んだ。

「ユートからスケロットまで」との小見出しをつけ、まず1人目に長友を挙げた。「2011年1月、“世界王者”のチームにユート・ナガトモが加わった。日本人選手はインテルに長らくとどまり、ネラッズーリのユニフォームを着て7シーズンを過ごし、210試合に出場した。だが完全に納得できるパフォーマンスだったとは言えない」と振り返った。

 続いて、下部組織から昇格したイブラヒマ・エムバイェや、「ミステリアスな存在」とされたジョナタン、センターバックが本職ながらもサイドで起用されたフアン・ジェズスやウーゴ・カンパニャーロ、さらにはアルバロ・ペレイラやエセキエル・スケロットの名前を挙げた。「サイドバックが来るのは1月が多い」として、2014年に加入し、現在も所属するダニーロ・ダンブロージオに触れたほか、ブラジル人のドドや、「(ジョゼ)モウリーニョ時代を知るが期待外れとなった」ダビデ・サントンに言及した。

 また2015年に下部組織から昇格したが出場5試合のセナ・ミアング、ロベルト・マンチーニがガラタサライから呼び寄せたが1シーズンで退団したアレックス・テレス、バルセロナから加入したが6カ月で去ったマルティン・モントーヤにも触れた。さらに短期間の所属となったエルキンについては、「3年契約だったが1カ月で放出された」と回想。同時期に加入したクリスティアン・アンサルディも出場26試合でインテルを後にしている。

 昨シーズンについては、「高額の投資で獲得した」ダウベルト・エンリケや、レンタル加入し、「マイコン以来の実力を示した右サイドバック」のジョアン・カンセロを振り返った。昨夏には、「ユベントスから移籍金ゼロで獲得した」クワドゥオ・アサモアとブルサリコが加入。そして今冬、20人目となるセドリックがレンタルでやって来た。セドリックの今後の活躍は注目されるところだ。

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