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チェルシー不調の原因は“サッリボール”?ペドロが苦戦を認める「シティ戦では難しかった」

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苦戦を認めるFWペドロ・ロドリゲス

 チェルシーのFWペドロ・ロドリゲスは、マウリツィオ・サッリ監督の掲げるフットボールをプレーすることが時々難しいと明かした。

 今季からチェルシーの指揮官に就任したサッリ監督の下、チームは新しいスタイルでシーズン序盤こそ無敗を維持したものの、直近のリーグ戦4試合で3敗と調子を落とす。さらに、10日の0-6で敗れたマンチェスター・シティ戦の後には、同指揮官のスタイルを疑問視する声も上がっており、去就に関する憶測も一気に過熱している。

 そんな中、サッリ監督の下で主力としてここまで全公式戦32試合に出場して7ゴールを記録するペドロは、“サッリボール”について語った。「とても高い位置からプレスをかけ、コンパクトに保ち、チャンスを作るサッリの考えを全てのチームが真似しても良いと思う。ボールを動かしてポゼッションを高めるフットボールだ。僕たちはチームとしてこのようにプレーしている」

「でも、時々このようにプレーすることは難しい。すべては相手次第だ。シティはとても良いプレーを見せたから、プレスすること、チャンスを作り出すこと、そして守ることが難しかった。それでも、90分間ボールが来るのを待ったり、60メートルも走ってゴールを目指すよりも、チャンスを作るために高い位置からボールにプレスを掛けることを僕も気に入っている」

 チェルシーは、これからヨーロッパリーグやFAカップ、カラバオカップ決勝のシティ戦を迎えるなど重要な試合が続く。これを受け、ペドロは巻き返すための時間が十分にあると強調した。

「今の状態はサッリやチームにとって良いものではない。でも、ファイナルでもう一度シティと戦えること、FAカップで(マンチェスター)ユナイテッドと対戦することは僕たちにとって良いことだ。確かにリーグ戦では目標を達成することは難しいかもしれないけれど、まだシーズンが終わったわけではないし、シーズンを分析することも時期尚早だ。マルメ戦はチームを立て直す良い機会になるはずだ」

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