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新加入FW鈴木が挨拶代わりの2ゴール! J2初挑戦の琉球、福岡に3発快勝で白星スタート

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琉球がJ2初陣を制した

[2.24 J2第1節 琉球3-1福岡 タピスタ]

 J2第1節が24日に開催され、J2初挑戦のFC琉球はホームでアビスパ福岡と対戦し、3-1で勝利した。前半23分にFW鈴木孝司が先制ゴールを挙げたが、同36分に福岡のMF松田力に同点弾を献上。それでも後半27分に鈴木がPKを沈めると、同37分にはMF富所悠のラッキーな追加点も生まれ、J2初陣を快勝で飾った。

 昨季、J3参入5年目で初のJ3優勝とJ2昇格を果たした琉球。同シーズン限りで退任した金鍾成前監督(現鹿児島)の後を継ぐ樋口靖洋新監督の下、MF上里一将(←熊本)、MF風間宏希(←山形)、鈴木ら6名の新加入選手がスタメンに名を連ねた。

 一方、2016年シーズン以来4年ぶりのJ1復帰を目指す福岡は、今季からイタリア人のファビオ・ペッキア新監督を招聘。指揮官は新加入のGKセランテス(←レガネス)、MF田邉草民(←FC東京)、DF石原広教(←湘南)のほか、青森山田高から入団したDF三國ケネディエブスを先発に抜擢した。

 先手を取ったのはホームの琉球。前半23分、MF中川風希が倒れながらつないだボールを鈴木が受けると、三國とのマッチアップからPA内左に持ち込み、かわす前に左足でシュートを放つ。緩やかな弾道のボールが右ポストに当たってネットを揺らし、これがチームのJ2第1号ゴールとなった。

 昇格組に先制を許した福岡だったが、前半36分に追いつく。右CKの二次攻撃から、左サイドのMF鈴木惇が左足で正確なクロスを供給。ファーに残っていた松田が豪快に頭で叩き込み、1-1とした。

 勢いに乗る福岡はハーフタイム明けにも決定機。後半6分、DF輪湖直樹が左サイドからクロスを送り、松田がフリーでヘディングシュートを放つも、GKカルバハルの正面を突いてしまう。琉球も負けじと、同10分に上里の右CKの流れから富所が右足でオーバーヘッド。しかし、GKセランテスに左手で弾き出された。

 さらに後半18分、カウンターから右サイドでパスを受けたMF田中恵太が右足でロングシュート。前にポジションを取っていたGKセランテスを越えて無人のゴールに向かうが、わずかに左外へそれた。福岡も同25分に松田のヒールパスからFW城後寿がPA内中央でシュートチャンスを迎えるが、素早く飛び出したGKカルバハルがストップする。

 その数秒後だった。後半26分、カウンターから中川のスルーパスに反応した田中がPA内で輪湖に倒され、PKを獲得する。後半27分にPKキッカーを務めたのは鈴木。GKセランテスの逆を突いて右足でゴール左に決め、この日2点目となる勝ち越し弾を奪った。

 後半37分には途中出場のMF小松駿太が右足でシュートを放つと、富所に当たってゴールに吸い込まれ、3-1とする。このリードを守り抜いた琉球がJ2初陣で勝ち点3を手にした。

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