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「ジェフらしいサッカー」でホーム開幕戦勝利を…千葉エスナイデル監督&佐藤勇が意気込み

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会見に出席したフアン・エスナイデル監督とMF佐藤勇人

 ジェフユナイテッド千葉は1日、3日に開催されるホーム開幕戦・新潟戦に向けて記者会見を行い、フアン・エスナイデル監督とキャプテンのMF佐藤勇人が出席して意気込みを語った。

 エスナイデル体制2年目となった昨季は16勝7分19敗の勝ち点55で14位に低迷した。72得点とリーグ2位の得点数を誇りながら、失点も72でリーグワースト2位タイに終わったこともあり、指揮官は「攻撃の部分は良かったし、得点数に関しては悪くなかった。失点を減らすためにディフェンスを良くしようと思っている」と答えつつ、キャンプやトレーニングマッチをこなしたことで「守備の連動もできているし、良くなると思っている」とチームの仕上がりに手応えを感じているようだ。

 2月24日に行われたJ2リーグ開幕戦となったアウェー愛媛戦では0-0のスコアレスドローに終わった。「当然、勝ちたかった」と悔しさを滲ませながらも、「内容としてはある程度、満足している。守備は多くの状況で団結心を発揮して最後まで良かった。失点しなかったことも大切だし、開幕戦に負けなかったことも大切だ」と敵地での勝ち点1確保を前向きに捉えた。

 自身は出場機会のなかった佐藤勇も、「愛媛戦の最後の方はピッチに立った選手同士で、勝ち点1を取ることを話し合ったと聞いた。そういうことを皆で話し合ってやれたことは進歩だと思う」と振り返っている。しかし、「勝ち点1を取ったけど、優勝するためのには2ポイントを失った」と答えると、「次の新潟戦、ホームのフクアリで3ポイント取ろうという話はした」と必勝を誓った。

「ホームスタジアムですごくスピーディーなサッカーが見られると思う。ボールも人も動いてハードワークするジェフらしいサッカーをするので、多くの人に来てもらいたい」(佐藤勇)

 3年目の指揮を執るエスナイデル監督は「対戦相手が素晴らしいチームだということは分かっている」と新潟に警戒を示しつつも、「良い練習をしてきたので、チームに期待している。自分たちがやらなければいけないことをやれば、勝つ可能性は高まる」と今季初白星獲得を目指し、ホーム開幕戦に臨む。

(取材・文 折戸岳彦)

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