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世界最高給に選手補強権限…レアル復帰のジダンが受ける「異例」の待遇とは?

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レアル・マドリーの新指揮官に就任したジネディーヌ・ジダン

 レアル・マドリーは11日、サンティアゴ・ソラーリ前監督の解任と、ジネディーヌ・ジダン氏の指揮官就任を発表。クラブにUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)三連覇をもたらしたレジェンドが、マドリーのベンチへ戻ってくることとなった。『Goal』の取材で、復帰を決断した主な要因が明らかとなっている。

 現役時代にレアルで5年間を過ごし、欧州CL優勝を経験。そして2015-2016シーズンにトップチーム指揮官に就任すると、3シーズンで欧州制覇3度達成。計4回、クラブにCLタイトルをもたらしてきたジダン。昨季限りで自ら指揮官の座を退いたが、チームが混乱に陥る中で古巣を立て直すためにおよそ10カ月ぶりに戻ってきている。

 2022年までの契約を結んだジダンだが、復帰を決断した理由が『Goal』の取材で明らかとなった。

 まず第一に、フロレンティーノ・ペレス会長との信頼関係があったという。ジダン氏を現役時代に選手としてクラブに引き入れた会長であり、2016年に指揮官就任を依頼したペレスとの関係は未だ緊密であるようだ。会長が自ら連絡して復帰を希望したことが、1つ目の理由であるという。

 そして、チーム管理における権限を与えられることが2つ目の理由だったという。昨年一度クラブを去った際、ジダン氏がビッグネームではなく、チームに微調整を加えることしか望まなかったことが原因の1つとされていた。

 しかし、復帰に際し選手の獲得・放出において決断する権限を与えられたという。これは現代フットボールでは異例の待遇となっている。さらに三冠達成時のメンバー、そしてクラブスタッフの支持も今回の復帰の要因の1つとなったようだ。

 加えて、ジダン氏はクラブから監督として世界最高給を受け取ることが明らかとなっている。具体的な金額は不明だが、マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が受け取る1530万ポンド(約22億円)を超える年俸を手にするようだ。

 偉大なレジェンド再び迎え、再建を図るレアル。来夏の移籍市場ではどの選手を獲得し、どのようなチームを作っていくのだろうか。

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