リバプールFWモハメド・サラーはプレミアリーグ初優勝のためなら、昨季の悔しさが記憶に新しいUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)を諦める覚悟はできているようだ。イギリス『スカイ』が報じている。

　リバプールは現在プレミアリーグの2位。残り8試合という状況で首位のマンチェスター・シティとの勝ち点差は『1』だ。一方、13日には欧州CL決勝トーナメント1回戦第2戦を控え、バイエルンとのアウェーゲームに臨む。

　サラーにとって、欧州CLは「最も権威ある大会」だ。しかし、クラブの歴史で一度もないプレミアリーグの優勝を優先させたいようだ。

「リバプールの街やファンにとっての夢はリーグ優勝なんだよ。だから、リバプールの夢を叶えるためなら、僕は喜んで自分の夢を犠牲にするよ。もちろん、もし両方優勝することができればそれは素晴らしいこと。僕らもそのつもりで取り組んでいる」。

　追う立場にとって、頂点に立つためにはとにかく勝ち続けるしかない。「僕らにできることは、自分の試合に取り組むことだけだ。彼らが1試合でも落としてくれれば、僕らにもタイトルを獲れるチャンスが出てくる」とリーグ制覇に意気込みを述べている。

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