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ファン・ハールが現在のマンUに持論「私のつまらない攻撃サッカーよりも…」

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ルイス・ファン・ハール氏が現在のユナイテッドに言及

 元マンチェスター・ユナイテッド指揮官のルイス・ファン・ハール氏が現在のチームについて自身の見解を示している。英『BBC』に語った内容を『ESPN』が伝えた。

 サッカー界でも指折りの戦術家として知られ、過去にアヤックス、バルセロナ、AZ、バイエルン、オランダ代表などを率いたファン・ハール氏。2014年5月にユナイテッドの指揮官に就任し、2015-16シーズンにはFAカップを制したが、同大会の優勝から数日後に解任された。

 その後、ジョゼ・モウリーニョ氏がファン・ハール氏の後を継ぎ、現在はオーレ・グンナー・スールシャール監督がユナイテッドの指揮を執っている。同監督は就任してから、より攻撃的なスタイルを志向するとしていた。だが、ファン・ハール氏の見立てでは必ずしもそうではないようだ。

「私のあとの監督(モウリーニョ氏)は、“バスを停める”戦術を採用し、カウンターを狙っていた」

「今の監督もバスを停めてカウンターを狙っている。モウリーニョとスールシャールの主な違いは、スールシャールは勝っているということぐらいだ」

「今のユナイテッドの戦い方は、ファーガソン時代とは違ったものだ。守備的でカウンターアタックを狙うサッカーだ。もしそれが好きなら別に構わない。もし私のつまらない攻撃的なサッカーよりも、あちらの方が楽しいというのであればね。だけど私はそうは考えていない」

 また、ファン・ハール氏はチームが来季のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場権の獲得を最も重要視すべきだとしつつ、ベスト8に進出している今大会でさらに勝ち進むことも可能だと話している。その理由について「現在のユナイテッドは守備的なシステムを採用しており、崩しにくいチームだ」と説明し、「それが好きであろうとなかろうと、モウリーニョの成果だと言える」と持論を述べた。

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