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ローマ指揮官ラニエリ、幹部トッティの成長に期待「一歩ずつ前進。相応しい人物」

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指揮官クラウディオ・ラニエリはトッティの成長に期待している

 ローマの指揮官クラウディオ・ラニエリが11日、13日のウディネーゼ戦に向けて記者会見に出席して意気込みを語ったほか、幹部のフランチェスコ・トッティ氏らに言及した。

 ローマは今シーズン、エウゼビオ・ディ・フランチェスコの下でスタートを切ったが、躍進を見せた昨シーズンのような成績を収めることができず、ディ・フランチェスコは解任。後任としてラニエリが指揮官に就任した。以降も成績は2勝2敗1分と好調とは言えないが、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場圏内の4位ミランまでわずか1ポイントと射程距離につける。

「現段階において、ウディネーゼは最も難しい対戦相手であり、簡単には行かないだろう。守備固めが上手く、カウンターを仕掛けてくるチームなので心配している。我々には観客の力が必要だ。欧州CL出場を目指したい」

 10日に行われた欧州CL準々決勝では、アヤックスがホームで素晴らしい試合を演じ、優勝候補の一角とされるユベントスを1-1のドローに持ち込んだ。ラニエリは、昨夏、アヤックスからローマに加わったばかりの19歳FWユスティン・クライファートについて言及した。

「今朝、冗談ながらも彼に言ったんだ。『君はあのチームでレギュラーだったわけだが、ローマが獲得したのは、本当にクライファートなのか、それとも彼の弟なのか』とね。ユスティンはクオリティがあり、彼には多くを期待している」

 またローマ指揮官は、幹部として奮闘を続けるクラブのレジェンド、トッティ氏に期待を寄せた。

「トッティは相応しい人物だ。ローマを愛しているし、有能だ。ただ、ついこの間までサッカー選手をしていたから、幹部としては一歩ずつ前進しているところだ。誰も生まれながらにして仕事を覚えている者はいない。彼に時間を与え、成長を待つべきだ。トップレベルを目指す意欲もあり、ローマの将来を託すのに相応しい人物だと確信している」

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