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ミラン幹部マルディーニ、ラツィオ戦へ意気込み「CLを懸けた争い。直接対決で有利に」

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ミラン幹部のパオロ・マルディーニ

 ミランでスポーツ部門の戦略開発ディレクターを務めるパオロ・マルディーニ氏が12日、『DAZN(ダゾーン)』のインタビューに応じた。次戦のラツィオ戦や主将のDFアレッシオ・ロマニョーリについて語った。

 ミランは13日、セリエA第32節において、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場権を争うラツィオとの直接対決に挑む。もしミランが3ポイント差で追いかけるラツィオを抑えて勝利を収めることができれば、CL出場権獲得へ大きな一歩となる。

「相手も非常に似通った状況だ。ラツィオとは、CLおよびコッパ・イタリアを懸けて争うことになる。我々は、順位表で自分たちより上のチームに苦しめられた。ほぼ全部負けている。だがもし土曜日(13日)のラツィオ戦を始め、順位表で下のチームに勝つことができれば、直接対決で有利になれる。ラツィオはカップ戦で勝ち進むことが多いチームであり、クオリティのある選手がおり、リスペクトに値するチームだ。良い試合を見せられるよう努めたい」

■かつてのマルディーニを映す24歳主将に期待

 続いてマルディーニ氏は、24歳の主将ロマニョーリに言及。現役時代の自身と比較しつつ、選手の将来に期待した。

「選手、特に主将を評価するには時間が必要だ。矛盾しているようだが、私が主将に就任したのは、イタリア代表が先でフランコ・バレージが代表を引退した1994年のことだった。ミランの主将になったのは、私が29歳のときだった。私は一定の年齢においては、不自然に思えてしまうことがあることに気付いた。アレッシオには成長を加速するよう求め、彼も非常に良く応えてくれている」

「彼は昔の私のように寡黙で、バレージとは違う。我々幹部は、彼の性格に合わせて指示を送っている。代表でプレーしており、すでに優秀な選手だが、ミランで優勝するという確固たる目標を持たなければならない。これは成長の過程だ。チームが選手の成長を引き出すこともあるが、近年のミランはロマニョーリの助けになったとは思えない。過去のミランに戻れるよう、彼がチームを引っ張ってくれることを期待している」

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