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マンU“魔”の4分間…スールシャール監督は唸る「とんでもない選手」

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唇を噛むオーレ・グンナー・スールシャール監督

 マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)は16日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準々決勝第2戦でバルセロナ(スペイン)に0-3で敗れ、2010-11シーズン以来8季ぶりの欧州CL4強入りは果たせなかった。

 4分間に悪夢を見た。決められた2得点はいずれもイージーなミスから招いたもの。『スカイ』によると、オーレ・グンナー・スールシャール監督は「このレベルの戦いになると、些細なミスをしたり、チャンスを逃したりすることが命取りになる」と嘆いた。

 前半16分、DFアシュリー・ヤングの軽いボールロストからFWリオネル・メッシが個人技で突破し、先制ゴール。前半20分には威力の弱いメッシのシュートをGKダビド・デ・ヘアが後逸し、そのままゴールマウスに吸い込まれた。

「相手の最初の枠内シュート2本がそのままゴールになってしまった。あれで試合が終わってしまった。今日の試合では両チームの違いが見られたと思う。相手のフィニッシュの質はすばらしかった」

「試合の入り方は良かったし、最初の15分はいけるんじゃないかと思った。だがその後、4分間で2失点を許してしまい、状況が極めて難しいものになった。とはいえ選手たちの姿勢は正しいものだった」

 試合の明暗を分けた場面で、しっかりと2得点を決めたFWリオネル・メッシについては「別格の才能」と賞賛を惜しまなかった。

「彼は別格の才能だ。彼とクリスティアーノ(・ロナウド)はこの10年で世界最高の選手だよ。今日も彼は、なぜタイトルを取り続けることができるのか証明してみせた。どれだけ準備をしたとしても、彼にゴール前でスペースと時間を与えてしまえば、チャンスをつくられゴールを決められてしまう。とんでもない選手だ」

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