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振り返るのでなく、前を向け…大宮・高木監督の教え「後悔してはいけない」

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大宮アルディージャを率いる高木琢也(写真は2月24日のもの)

[4.28 J2第11節 千葉0-0大宮 フクアリ]

 決定機をモノにできなかった。大宮アルディージャMF茨田陽生は0-0に終わった試合後に「連勝は止まったけど、変な負け方をしたわけではないのでポジティブに次に進める」と語りつつも、「個人的にはチャンスがあったので、しっかり決め切らないといけない」と悔しさを滲ませた。

 茨田にチャンスが巡ってきたのは、後半31分だった。MF石川俊輝が左サイドを突破すると、折り返しに走り込む。相手選手を振り切ってフリーの状況だったが、至近距離から左足で放ったシュートはクロスバーを叩き、決定機を逸してしまった。

 この場面だけでなく、大宮はチームとして多くの好機を生み出しながらも無得点に終わった。高木琢也監督は「点を取ることは個人レベルのこともあるし、『絶対に取れよ』というのは難しいが、後悔してはいけない」と記者会見で語る。「未来への、次の試合への反省は良いと思うが、後悔に関しては過去のこと。『あそこで決めていれば』ではなく、『もっと次のシュートを打とう』という未来への反省であれば、多分、次の試合で茨田は点を取ると思っている」。

 後ろを向くのではなく、前を向く。指揮官の言葉を聞いた茨田は「しっかりと自分のプレーを見直して、次に改善して良いプレーができればと思う」と次戦での躍動を誓う。

(取材・文 折戸岳彦)

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