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大前元紀がセットプレーから2発演出! 愛媛に土壇場逆転の大宮が暫定首位に浮上

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大宮が逆転勝利で暫定首位に浮上

[5.4 J2第12節 大宮2-1愛媛 NACK]

 J2リーグは4日、第12節を行い、大宮アルディージャ愛媛FCを2-1で下した。
後半開始から途中出場したFW大前元紀がセットプレーから2発を演出し、土壇場で逆転に成功。大宮は8試合無敗で勝ち点を「24」に伸ばし、暫定首位に浮上した。

 ホームの大宮は4月28日の第11節千葉戦(0-0)から先発3人を入れ替え、DF菊地光将、MFダヴィッド・バブンスキーがスタメン入り。今季、水戸から復帰したMF小島幹敏は移籍後初先発となった。
 アウェーの愛媛は前節甲府戦(1-1)から先発2人を変更し、MF丹羽詩温が復帰。開幕前に右足を手術したDF林堂眞は今季初先発となった。[スタメン&布陣はコチラ]

 一瞬の隙を逃さず、37歳のベテランMFが移籍後初ゴールを陥れた。MF山瀬功治は前半9分、菊池のパスを受けた小島に猛然とプレスをかけてボールを奪取し、そのままドリブルでエリア内に侵入。スライディングで防ごうとした相手2人を続けてかわし、豪快な左足シュートを突き刺した。

 大宮はここから怒涛の猛攻。14分にはバブンスキーがドリブル突破から右足シュートを打ったが、林堂に当たってコースが変わり、クロスバーを直撃。MF茨田陽生が右クロスを入れ、FWフアンマ・デルガドがヘッドで狙う場面もあったが、これはゴール左へ。猛攻は実らず、0-1で前半を折り返した。

 後半開始と同時に交代カードを切り、バブンスキーを下げて大前を投入。キャプテンマークは茨田から大前に渡った。対する愛媛は後半から3-4-2-1にシステムを変更。河原がシャドーの一角に上がり、長沼が右ウイングバック、丹羽が左ウイングバックを担い、パスをつないでゴールに迫った。

 拮抗した展開が続いたが、大宮がセットプレーから同点ゴールを陥れる。後半35分、左CKで大前が右足でふわりと浮かせたボールを入れると、ファーサイドに動き出したDF河面旺成が頭で叩き付け、試合を振り出しに戻した。

 さらに後半39分、ドリブルで仕掛けた大前がファウルを受け、PA左手前の位置でFKのチャンスを獲得する。キッカーはもちろん大前。右足で直接狙い、精度の高いキックを蹴り込むと、シュートは枠を捉えたが、GK岡本昌弘がセーブ。しかし、こぼれ球に反応したMF石川俊輝が押し込み、土壇場で試合をひっくり返した。2-1で逆転勝利をおさめた大宮は暫定首位に浮上。直近8試合無敗(6勝2分)とした。

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