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昇格組大分が5戦無敗で3位浮上!! “監督欠席”鳥栖は通算1ゴールで10試合終了

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大分トリニータが2-0で勝利した

[5.4 J1第10節 大分2-0鳥栖 昭和電ド]

 J1リーグは4日、第10節を各地で行い、昇格組の大分トリニータサガン鳥栖との6年ぶりの『九州ダービー』を2-0で制した。5試合負けなし(3勝2分)で3位浮上。不振の続く鳥栖は指揮官がベンチ入りせず、今季9試合目の無得点。10試合をわずか1得点で終えた。

 ホームの大分は前節のC大阪戦(△0-0)から先発1人を変更。DF福森直也がメンバーを外れ、大分U-18から昇格したDF高畑奎汰がプロ入り初先発を飾った。対する鳥栖はルイス・カレーラス監督がベンチ入りせず、前節の湘南戦(●0-2)から4人を変更。金明輝コーチの指揮下でFWフェルナンド・トーレス、FW金崎夢生が前線に復帰した。

 試合はお互いに堅い立ち上がり。大分が一方的にボールを握り、敵陣にサイドを使いながら攻め込もうと目論むが、3-4-2-1で構える鳥栖守備陣もなかなか侵入を許さない。前半30分、大分はMF松本怜の浮き球パスからDF岩田智輝がペナルティエリア角を取ったが、クロスは相手ディフェンスに阻まれた。

 大分は前半40分、松本のクロスにDF鈴木義宜が頭で合わせたが枠内には飛ばず。鳥栖は同42分、右からのクロスに反応したMF原川力のシュートはミートせず、ファーサイドに流れたボールはFWフェルナンド・トーレスがダイレクトで狙ったが、これも大きく枠を外れていった。

 ハーフタイムを終えた後半3分、ようやく大分が均衡を破った。MF高山薫のボールキープから左サイドを破ると、高畑が鋭いクロスを供給。ニアサイドでFW藤本憲明がつぶれ、ファーのFWオナイウ阿道が落ち着いてネットを揺らした。対する鳥栖は同5分、トーレスに代わってMF安庸佑を投入し、暗い雰囲気を打開しにかかる。

 それでも後半15分、大分は右サイドをオーバーラップした岩田がアーリークロスを送ると、ニアサイドのDF高橋祐治に当たってコースが変わり、ファーに走り込んだMF小塚和季が反応。角度のないところからヘディングシュートを流し込み、待望の自身J1初ゴールでリードを2点に広げた。

 鳥栖は後半18分、左サイドからのクロスをFW金崎夢生が頭で合わせたが、ここはGK高木駿がビッグセーブで防ぐ。その後は大分にボールを持たれる展開が続き、スコアは動かないままタイムアップ。カレーラス監督の事実上解任が推測される中、今季9試合目の無得点試合となった。

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