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相手GKが好守連発…3バック初採用の森保Jは初のスコアレスドロー

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ゴール前でFW大迫勇也が競り合う

[6.5 キリンチャレンジ杯 日本0-0トリニダード・トバゴ 豊田ス]

 日本代表は5日、キリンチャレンジカップでトリニダード・トバゴ代表と対戦し、0-0で引き分けた。令和初戦となった森保ジャパンだが、令和初ゴールはお預けとなり、初のスコアレスドローに終わった。

 森保一監督就任後、A代表では初めて3バックを採用した。GKシュミット・ダニエル、センターバックは右からDF冨安健洋、DF昌子源、DF畠中槙之輔の3枚。中盤は右ウイングバックにDF酒井宏樹、左ウイングバックにDF長友佑都が入り、ゲームキャプテンのMF柴崎岳がMF守田英正とダブルボランチを組んだ。1トップはFW大迫勇也で、2シャドーにMF堂安律とMF中島翔哉。なお、GK川島永嗣、DF中山雄太、MF久保建英、FW岡崎慎司の4人がベンチ入りメンバーから外れ、前日4日に18歳の誕生日を迎えた久保のA代表デビューはお預けとなった。[スタメン&布陣はコチラ]

 日本は立ち上がりからボールを握る時間が続く。しかし、前半5分、中島の左足ミドルはGKがセーブ。同7分には中島の左クロスにファーサイドの堂安が頭で合わせたが、ゴール右に外れた。トリニダード・トバゴは前半21分、正面やや遠めの位置からDFアルビン・ジョーンズが右足で強烈な直接FKを狙うが、シュミットがセーブ。序盤はトリニダード・トバゴを攻めあぐねた日本も徐々に決定的な形をつくっていく。

 前半24分、右サイドでボールを持った堂安が背後を追い越していく酒井にパス。酒井のグラウンダーの折り返しにフリーの大迫が右足で合わせたが、GKの好セーブに阻まれた。同28分には絶妙なタイミングで飛び出した堂安に柴崎からきれいな浮き球のパスが通るが、堂安の右足ダイレクトボレーは前に出てきたGKに至近距離で防がれた。

 日本が優勢のまま試合は進むが、なかなかゴールをこじ開けることができない。前半41分、ハーフウェーライン付近の左タッチライン際でボールをキープした中島が鋭いターンで相手をかわし、ドリブルで独走。PAわずか手前まで持ち込んだところでファウルでつぶされた。自らキッカーを務めた中島の右足キックは壁を越えるも、惜しくもクロスバーを直撃。前半アディショナルタイムの中島の右足ミドルもGKの好守に阻まれ、前半はスコアレスで折り返した。

 後半10分、トリニダード・トバゴはFWレビ・ガルシアがスピードに乗ったドリブルで昌子の前に体を入れ、フィニッシュまで持ち込むが、至近距離でシュミットがセーブ。日本は後半16分、最初のカードを切り、守田と酒井に代えてMF小林祐希とDF室屋成を投入した。同26分にも2選手を交代。堂安と中島の2シャドーに代わり、MF伊東純也とMF南野拓実が入った。

 1点を取りたい日本は後半30分、右サイドを縦に仕掛けた室屋のクロスに長友が頭で合わせるが、ミートし切れない。ウイングバック2人でチャンスをつくると、同34分には長友に代わってMF原口元気が左ウイングバックの位置に入った。

 この日最大のチャンスは後半40分に訪れた。高い位置でボールを奪った柴崎が大迫とワンツーの形でゴール前へ切れ込み、右足でシュート。しかし、これもGKの好セーブに阻まれ、こぼれ球を南野がシュートするも、DFに当たって軌道の変わったボールはGKにかき出された。このプレーで獲得した左CK。柴崎のキックに合わせた昌子のヘディングシュートもGKのビッグセーブに遭い、最後まで1点が遠かった。

 トリニダード・トバゴは終盤、次々と選手が足をつるなど疲労を隠せなかったが、守護神のGKマービン・フィリップを中心に最後まで集中を切らさず、日本の攻撃をシャットアウト。90分間を3バックで戦った森保ジャパンだが、昨年9月の初陣から15試合目で初のスコアレスドローに終わった。

(取材・文 西山紘平)

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