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3バックはどの国もやってくると説く岡崎「ゴールを獲りたいときも守りたいときも」

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シュート練習で汗を流すFW岡崎慎司

 GK川島永嗣やMF久保建英らとともにスタンドから見た5日のトリニダード・トバゴ戦(△0-0)。ロシアW杯以来の日本代表復帰を果たしているFW岡崎慎司(レスター・シティ)は「言うほど悪くなかったと思う。点を取れば勝てたが、決め切るかどうかだった。チャンスをつくれていたし、狙いを持ってやれていたと思う」と、仲間たちの戦いを好意的に見つめていた。

 もっとも、無得点に終わったのはもちろん反省すべきだと感じている。「相手が意外と守備を頑張った。あれだけデカいセンターバックに、あれだけ引かれてブロックを敷かれれば……」と言葉尻を濁しながら、チャンスが生まれた場面を振り返った。

「速い攻撃のときに(中島)翔哉が仕掛けたり、ボールを奪ったあとにチャンスになっていたと思うので、そういうときに点を取るのが課題。崩して点を取るのはどんな強いチームでも難しい。奪ってからの速攻で決定機を迎えたシーンや、クロスからの決定機は決めるべきだった」

 3バックシステムそのものに対しては「一つのオプションとしてどの国もやってくる。ゴールを獲りたいとき、ゴールを守りたいとき。そういう利点がある」と言い、「オプションとして使うためにはもっと練習で積み上げていく必要がある」と説いた。

(取材・文 矢内由美子)

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