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同点ゴールの川崎F小林悠、45分で最多7本も…「悔しさが大きい」

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サポーターに挨拶するFW小林悠

[6.15 J1第15節 川崎F1-1札幌 等々力]

 川崎フロンターレは浦和戦に続き、2試合連続のドロー。今季5点目を挙げたFW小林悠は「勝ち切らなければいけない試合だった」と悔しさをにじませた。

 1点ビハインドの後半開始と同時に小林が投入され、流れを引き寄せた。「浦和戦もそうですが、前半はうまくいかない展開が続いた。後半、自分が崩しの質を上げていこうと思って入りましたし、そこは実際、全体的に上がってた」。

 後半は札幌の0本に対して、川崎Fが15本のシュートを放ったワンサイドゲームとなった。GKク・ソンユンの好セーブに何度も跳ね返されたが、怒涛の猛攻が実ったのは後半24分。DF登里享平の縦パスを受けたMF家長昭博がPA内右からクロスを入れ、小林が右足を振り抜く。これも至近距離でGKク・ソンユンが反応したが、防ぎ切れず、同点ゴールを記録した。

 1-1に追いついたあとも追加点を目指して攻め込み、終了間際にビッグチャンス。後半アディショナルタイム2分、家長が左サイドからクロスを入れると、ゴール前の競り合いからこぼれたボールに小林が反応。胸トラップから右足を振り抜いたが、シュートはわずかにゴール左に外れ、追加点は奪えなかった。

 両チーム最多となる7本のシュートを放った小林は「最後、シュートのところに関しては監督とかチーム関係なく、最後は個人の問題なので。そこは練習するしかないと思います」と自らを責めた。チームは11試合無敗(7勝4分)としたが、2試合連続ドローと勝ち切れない試合が続き、「負けていないことよりも勝てなかった悔しさのほうが大きい」と険しい表情で話した。

(取材・文 佐藤亜希子)
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