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あと1点を取り切れず…悔やむ森保監督「決め切る力が足りなかった」

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日本代表の森保一監督

[6.24 コパ・アメリカGL第3節 日本1-1エクアドル ベロオリゾンテ]

 コパ・アメリカ(南米選手権)は現地時間24日(日本時間25日)、グループリーグ第3節を行い、日本代表はエクアドル代表と対戦し、1-1で引き分けた。2分1敗の勝ち点2、得失点差-4でC組3位となった日本だが、A組3位のペルー(勝ち点4)、B組3位のパラグアイ(勝ち点2/得失点差-1)に届かず、グループリーグ敗退が決まった。

 勝ったチームがグループリーグを突破し、引き分けなら両チームがグループリーグ敗退となる一戦。互いに勝利を目指して90分間を戦ったが、1-1のまま非情にもタイムアップの笛が鳴った。

 森保一監督は試合後のフラッシュインタビューで「グループリーグを突破しよう、今日の試合に勝利しようということでチームとしていい準備ができていたと思うし、選手もいい戦いをしてくれていたので、勝てなくて残念です」と悔しさをにじませた。

「できたことと足りなかったこと。この大会を振り返って成長の糧にすることを(選手に)伝えたい」。劣勢の時間帯も粘り強く戦いながら、終盤は流れを引き寄せ、勝ち切るチャンスはあった。しかし、あと1点が取り切れなかった。

「チャンスもつくれたが、試合に勝ち切るために決め切る力が足りなかった。しっかりファイトした部分、できたところは自信に持ちながら、最後のところで勝てるように力を付けようと選手に伝えたい」

 東京五輪世代中心の若手主体の代表チームで臨んだコパ・アメリカ。この経験を来年の東京五輪、22年カタールW杯につなげなければ意味がない。森保監督は「世界で戦うために、激しく厳しく球際で戦う部分。そこを外すための素早い判断からの技術。世界と戦うために一人ひとりの技術を全員のハードワークでつなげていくこと。そうすれば必ず世界とも対等に戦っていけるということを選手たちには自信を持ってほしい」と力を込めた。

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