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狙い通りの“右足”炸裂! 湘南MF杉岡がビューティフル逆転弾「決めたかった一発」

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MF杉岡大暉が右足で今季初ゴール

[7.14 J1第19節 湘南3-1神戸 BMWス]

 “逆足”のビューティフルゴールで試合をひっくり返した。湘南ベルマーレは1点ビハインドで反撃に出た後半、9分間のうちに怒涛の3ゴール。決勝点をマークしたMF杉岡大暉は「練習していなかったら出なかったと思う。練習していて良かった」と今季初得点を振り返った。

 逆転ゴールは利き足ではない右足から生まれた。1-1で迎えた後半29分、MF鈴木冬一が右サイドからクロスを配給。杉岡のトラップは乱れたものの、DF西大伍に競り勝ってボールをキープ。右足で巻いた美しいシュートがゴール右隅に吸い込まれた。

「どうしても左足を警戒されることが多い中で、一発ああいうゴールを決めたかった。やっぱり、あれ(右足)を見せたことによって、今後相手の対応が変わってくることもあると思う」。練習から磨いた“右足”ゴールの意義をそう語ったレフティーは「『狙い通り』と言っておきたいです(笑)」と取材陣を笑わせた。

「ゴールというのはどのポジションの選手でも勢いがつくものだと思う。このゴールをいい方向につなげられるようにしたい」。5月17日の12節浦和戦でもゴールネットを揺らしたが、誤審で取り消されたため、これが待望の今季初ゴールとなった。

 チームは泥沼の5連敗から2連勝と復調。ホームの勝利は3月17日の仙台戦以来、約4か月ぶりとなった。コパ・アメリカの経験を経て、さらなる進化を遂げつつある杉岡の存在は大きい。「いい流れを持ち込めていると思う。まだまだ上にいける」と力を込めた。

(取材・文 佐藤亜希子)
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