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[MOM2930]青森山田DF内田陽介(2年)_ 2年生SBが前育のキーマン封鎖

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青森山田高の右SB内田陽介が相手のキーマンを封鎖した。(写真協力=高校サッカー年鑑)

[7.26 総体1回戦 青森山田高 2-0 前橋育英高 金武町フ]

 新旧選手権覇者同士によるビッグマッチ。青森山田高は前橋育英高のキーマン、左MF倉俣健(3年)にほぼ仕事をさせなかった。立て役者は、青森山田OBの日本代表SB室屋成(現FC東京)に憧れる右SB内田陽介(2年)だ。

 SBはゴール前のカバーリングも求められるが、この日の内田はあえて内側に絞らず、倉俣へのサイドチェンジに対応。彼に入って来るボールを狙いながら、もしも入ったとしても前を向かせないこと、ゴールへ向けて走らせないこと、前を向かれても粘り強く守ってシュートを打たせないことを徹底した。

 特に後半、1点を追う前橋育英は倉俣にボールを入れて勝負に来ていたが、内田がことごとく止めて見せる。高い位置でガツガツとボールを奪いに行って満足にドリブルをさせず、一瞬の加速で前に出ようとしてくる相手の前に身体をねじ込んでマイボールに変えていた。

 群馬県予選決勝で2得点を記録していた倉俣だが、この日はシュートゼロで後半32分に交代。内田は「(黒田)監督からも『バチバチ行け』と言われていたので行けて、倉俣選手を交代させたのは凄く嬉しかった」と胸を張った。

 黒田剛監督も、使命を全うした2年生について「(倉俣を)走らせないで、入りどころで全部バチバチ行って、そこでバトルしろと。その仕事に徹してくれた」と高評価。彼が相手の突破口を封じたことが、無失点勝利の大きな要因となった。

 内田は、2年生の自分が先発起用されている理由について「自分は対人やロングスローが評価されて、スタメンで起用されていると思います」と分析する。日常から求められてきた対人守備は現在、自信を持つ武器に。プレミアリーグEASTで大宮U18のU-18日本代表MF高田颯也(3年、トップチーム昇格内定)と対峙するなど、力のあるサイドアタッカーを相手にしてきた経験もこの日の好守に繋げた。今後も強敵との対戦が続くが、自分のサイドで優位に。対面の選手を封じ、飛距離十分のロングスローなどでゴールを演出する。

(取材・文 吉田太郎)
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