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全国初勝利で勢いに乗った名経大高蔵、五條とのPK戦制して初の3回戦へ

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五條高DF井本郁弥(左)を振り切ろうとする名経大高蔵高MF玉越耀

[7.27 総体2回戦 五條0-0(PK6-7)名経大高蔵 東風平運動公園サッカー場]

 令和元年度全国高校総体(インターハイ)「感動は無限大 南部九州総体2019」男子サッカー競技(沖縄)の2回戦が27日に行われ、東風平運動公園サッカー場(ローン)の第2試合では13年ぶり3回目の出場となる五條高(奈良)と、2年ぶり2回目の出場となる名経大高蔵高(愛知)が対戦。0-0のまま突入したPK戦を7-6で制した名経大高蔵が3回戦へと駒を進めた。

 前半をスコアレスで折り返して後半を迎えると、五條が攻勢を強めてFW中山幹太(3年)、MF井澤悠(3年)らがフィニッシュまで持ち込む場面を作り出すが得点は生まれず。後半だけで8本のシュートを放たれながらもゴールを守った名経大高蔵が放った3本のシュートも得点には結び付かずに0-0のまま前後半終了のホイッスルが吹かれ、勝敗の行方はPK戦に委ねられた。

 初戦の日体柏戦に続いてPK戦を戦う五條が先行となって進んだPK戦は、両チームともに5人すべてが成功してサドンデスに突入。6人目もともに成功させて迎えた7人目、五條のDF井本郁弥(3年)、名経大高蔵のFW亀山柊人(2年)がともに失敗すると、続く五條8人目のDF米川優希(3年)もネットを揺らすことができず。すると、名経大高蔵8人目のDF大屋哲平(2年)がきっちり決めて、熱戦となったPK戦を7-6で制した名経大高蔵が2回戦を突破した。

 初戦の大成高(東京2)戦で全国初勝利を収めて勢いに乗った名経大高蔵は初の3回戦進出を決め、28日に京都橘高(京都)と対戦する。

(写真協力=高校サッカー年鑑)

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