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久保建英、スペイン紙が“絶賛の嵐”「期待値をはるかに超える活躍」「プラス材料の1つ」

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久保建英に“絶賛の嵐”

 レアル・マドリーに所属する日本代表MF久保建英が“マドリディスタ”を興奮させ続けている。スペイン『マルカ』は、低調なチームの中で久保の存在は「プラス材料の1つ」であると伝えている。

 トップチームの北米ツアーに帯同した久保は、カスティージャ(Bチーム)に合流することなく、ドイツで行われたアウディカップにも帯同。7月30日のトッテナムとの準決勝では、出場わずか10分ながらシュート3本を放つなど存在感を示し、スペインメディアなどから高評価を得ていた。

 そのため、31日の3位決定戦フェネルバフチェ戦では移籍後初スタメンも予想されていたが、引き続きベンチスタート。それでも後半28分にピッチに入ると、トップ下の位置で正確なパスで攻撃のリズムを作るだけでなく、前線からの積極的な守備で相手のパスも誘発するなど印象的なプレーをみせ、43分にはドリブルから右足で鋭いシュートも放った。

 同紙は「久保が投入されたのは後半28分だったが、彼はワクワクするパフォーマンスを維持している。プレシーズンのレアル・マドリーについて、高く評価するファンはほとんどいないが、久保は期待値をはるかに超える活躍を見せ、プラス材料の1つとなっている」と称え、久保はファンの心を掴んだようだ。

「与えられたチャンスを利用し、巧妙なフットワークや、鋭いパスを狙うシーンもあった。彼自身はゴールにつながらなかったが、GKにセーブを強制させるようなシュートもあったし、経験豊富なチームメイトたちに何回かチャンスを生み出した」

 ジネディーヌ・ジダン監督は「カスティージャでプレーしながら、トップチームのトレーニングに参加させる」方針。久保に対して慎重な姿勢をみせているが、ファンとしては一刻も早く、“日本の至宝”がトップチームでより輝く姿を見たいと思っているようだ。

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