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回し続ける東京V、速攻脅威の山形…“17歳共演”も互いに痛いスコアレスドロー

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前半に好機をつくったFWジェフェルソン・バイアーノ

[8.18 J1第28節 東京V0-0山形 味スタ]

 J2リーグは18日、第28節を各地で行い、東京ヴェルディモンテディオ山形が対戦した。一方的にボールを握りながらも決定機の少ない東京Vに対して、山形は少ない攻撃機会をことごとくチャンスにつなげたが、最後までスコアは動かず0-0の引き分けに終わった。

 ホームの東京Vは前節の鹿児島戦(△3-3)から先発3人を変更。MF森田晃樹、MF佐藤優平、MF河野広貴が新たに入った。対する山形は前節の新潟戦(○2-0)と同じ11人を並べ、17歳のMF半田陸を続けて起用。東京Vも17歳のDF山本理仁が先発したため、ピッチに2人の17歳が揃った。[スタメン&布陣はコチラ]

 前半6分、左サイドでパスを受けたFWジェフェルソン・バイアーノが相手を次々に抜いて右足シュート。これがゴール右隅を突いたが、GK上福元直人がファインセーブを見せた。その後は東京Vがボールを握るも、山形は12分、バイアーノがスルーパスからゴール前に突進。しかし、上福元が身を呈してセーブし、ノーファウルでボールを奪った。

 東京Vは前半15分、ポストプレーを見せたFWレアンドロがMF中村駿に倒されてゴール正面でFKを獲得。16分、これを佐藤が蹴ってゴールを直接狙ったが、ボールは壁に当たってゴールマウスを外れた。山形は18分、ショートカウンターからFW南秀仁が縦パスを送り、バイアーノが上福元の裏を突くシュートを放つも枠から外れた。

 一方的にボールを握って攻めようとする東京Vだが、ラインを上下させながら固く守る山形守備陣をなかなか崩せない。対する山形は32分、MF本田拓也の浮き球パスからDF山田拓巳が裏へとフリーラン。最後はオフサイドに終わったが、効果的な攻撃を繰り出しつつ、前半はスコアレスのまま終わった。

 前半でボール支配率70%を超えた東京Vは永井秀樹監督が「ここからがサッカーの楽しいところだ」と選手たちを送り出し、後半も一方的にボールを握る。ところが後半13分、山形はボールを持ち上がったDF加賀健一のアーリークロスにFW大槻周平が頭で合わせてゴールイン。オフサイド判定に泣いたが、少ないチャンスが脅威を与える。

 山形は後半19分、バイアーノに代わって今夏G大阪から加入したFW高木彰人を投入。直後にはさっそくスルーパスに抜け出し、状態の良さを感じさせた。東京Vは21分、佐藤の左CKにDF近藤直也が頭で合わせたが、ニアサイドからのシュートは惜しくも枠を外れた。23分にはFW小池純輝に代えてFW端戸仁を入れた。

 山形は後半26分、右サイドを駆け上がった半田がフリーでペナルティエリア内に侵入したが、キックは安定せずにゴールライン外へ。30分、大槻に代わってFW坂元達裕が入った。すると31分、右サイドを切り裂いた坂元の折り返しを南がつなぎ、高木がオーバーヘッド気味のシュートで上福元を襲った。

 なおも攻勢を強める山形はサイドを中心に攻撃を展開し、後半35分、南とのパス交換で抜け出した高木がポストに当たるシュートを披露。37分には半田に代えてDF柳貴博を起用した。一方の東京Vは40分すぎ、MF井上潮音とMF澤井直人を立て続けに投入。しかし、最後まで互いに試合を動かせず、スコアレスドローに終わった。

 パス本数は東京Vが約2.5倍を記録した一方で、山形はシュート数で2倍上回るという対照的なチーム同士の戦い。勝てば4位浮上が決まっていた6位の山形にとっても、J1昇格プレーオフ圏内まで勝ち点9差に沈んでいる東京Vにとっても、十分とは言い切れない勝ち点1となった。山形は次節、ホームで下位の栃木と対戦。東京Vは上位の水戸と敵地で戦う。

(取材・文 竹内達也)
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