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昨季CLバルサ戦を振り返るクロップ「死の宣告をされたようだった」

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昨季CLを振り返るユルゲン・クロップ監督

 リバプールユルゲン・クロップ監督が昨季UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準決勝のバルセロナとの第1戦(0-3)を終えた後、「死の宣告をされたようだった」と考えていたことを明かした。英『ミラー』が伝えている。

 昨季に14年ぶり6度目の欧州CL制覇を果たしたリバプール。大会のハイライトの1つに挙げられるのは準決勝第2戦のバルセロナ戦だろう。敵地カンプ・ノウでの第1戦は0-3の敗北。しかし、本拠地アンフィールドで臨んだ第2戦で4ゴールを奪い、歴史的な大逆転劇を演じた。

「あれは間違いなく最高の瞬間だった」と語るクロップ監督は、自チームに絶大な自信を持ちながらも、あの時にお金を賭けるならバルセロナを選んでいただろうと打ち明けている。

「ほとんどの専門家は――おそらく私も含めて――、私たちにお金を賭けるようなことはしなかったはずだ」

「メッシやスアレスのいるチームを相手に0-3で負けている。これはほとんど死の宣告のようなものだった。私たちも自分たちが勝つとは信じていなかった。ただチャンスが残されていると分かっていただけだ。だからそのチャンスを信じるしかなかった」

 また、リバプール指揮官はホームサポーターの後押しも自分たちの力になったと語っている。

「あれは大きかった。スタジアムで私たちが受けたサポートだ。振り返ってみると、あの試合でチャンピオンズリーグを制したようなものだ。私たちの誰もあの試合を決して忘れないだろう」

「選手たちにはこう言ったよ。『私も普通だったら勝ち上がれるとは思わない。だけど君たちならチャンスはある』とね」

「それが率直な自分の考えであり、気持ちだった。そして試合が始まった瞬間から、文字通りバルセロナを圧倒したんだ」

 連覇を目指すリバプールは今月17日のグループリーグ第1節でナポリ(イタリア)とアウェーで対戦し、0-2の黒星スタート。第2節は10月2日に開催され、ホームに首位ザルツブルク(オーストリア)を迎え撃つ。

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