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『4/37』の数字を上げたい吉田麻也「セットプレーを武器に…」

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セットプレーの重要性を語ったDF吉田麻也

 守備陣として無失点は最低限のノルマになる。10日のW杯アジア2次予選・モンゴル戦(埼玉)を翌日に控え、日本代表DF吉田麻也(サウサンプトン)は「後ろはリスク管理して、相手にカウンターをさせない守備を90分間しないといけない」と強調した。

 フル代表での国際Aマッチは3月26日のボリビア戦(○1-0)以降、5試合連続無失点中。W杯アジア2次予選初戦となった9月10日のミャンマー戦も敵地で2-0の完封勝利をおさめた。「(モンゴルは)ミャンマーよりカウンターをしてくるチーム。そこは十分に気をつけたい」。そう警戒するキャプテンは「データを見ると、体の大きな選手が多いので、その分、クイックネスに欠けると思う」と指摘した。

 こだわるのは無失点だけではない。「ベタ引きしてくる相手を崩す難しさはアジアで戦う上でいつも課題。そこを打開するのは難しくなる。そういうとき、セットプレーで取れればいいけど、あんまりこういうことを言うと、『セットプレーでゴールを狙う』って記事になるからあんまり言いたくない」。そう冗談交じりに話したが、セットプレーの重要性はあらためて言うまでもない。

「2次予選は(相手の)高さという意味でも、レベルという意味でも、セットプレーで複数点取りたいなと。僕だけでなく、(チームとして)セットプレーで得点を重ねられるようにしたい」

 代表戦でセットプレーから得点が生まれたのは、1月21日のアジア杯決勝トーナメント1回戦・サウジアラビア戦(○1-0)でMF柴崎岳のCKからDF冨安健洋が決勝点を決めたのが最後。森保ジャパンでは初陣となった昨年9月11日のコスタリカ戦(○3-0)でMF中島翔哉のCKからDF佐々木翔のヘディングシュートがオウンゴールを誘ったほか、昨年11月16日のベネズエラ戦(△1-1)で中島のFKにDF酒井宏樹がボレーで合わせ、昨年11月20日のキルギス戦(○4-0)ではMF原口元気が直接FKを決めている。

 とはいえ、東京五輪世代主体で臨んだ今年6月のコパ・アメリカを含めても、森保ジャパンの全37得点中、セットプレーからのゴールは4得点のみ。「セットプレーを武器にしないと、最終予選やその先の戦いを考えても難しくなる。僕自身、最近全然点を取っていないので」。吉田自身、代表での得点は17年3月28日のW杯アジア最終予選・タイ戦(○4-0)を最後に約2年半遠ざかっている。守備でも攻撃でも。守備陣は高い意識を持ってモンゴルを迎え撃つ。

(取材・文 西山紘平)

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