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21世紀のW杯予選ワースト3位…森保Jのホーム開幕戦は空席目立つ43122人

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森保ジャパン、人気に陰り

[10.10 W杯アジア2次予選 日本-モンゴル 埼玉]

 午後7時35分のキックオフを迎えても、スタンドに目立った空席は埋まらなかった。6-0でリードして迎えた後半40分過ぎ発表の公式観客数は43,122人。森保ジャパンのカタールW杯予選ホーム開幕戦は、21世紀ワースト3位という寂しいムードの中で行われた。

 21世紀に入って日本代表がホームスタジアムとしてきた埼玉スタジアム2002において、W杯予選という名がつく過去21試合で観客数が45,000人を割ったのは、08年2月6日のアジア3次予選タイ戦(○4-1、35,130人)のみ。この試合は気温2.0度で雪が降るなか行われており、それ以外の大半の試合では5万人を超えるサポーターが詰め掛けていた。

 それがこの日は10月の比較的過ごしやすい気候の中、埼玉開催ワースト2位の43,122人。他会場を含めても21世紀に入って3番目に少ない数字だった。最も熱いサポーターが集まるゴール裏にも空席が目立ち、メインスタンド2階席の一部は観客用に解放されず。日本中がラグビーW杯のジャパンチームに熱狂する中、サムライブルー人気に陰りが見えた。

(取材・文 竹内達也)
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