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開催3日前に“クラシコ”の会場変更!? バルセロナで抗議デモ、サッカー界にも影響

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カンプ・ノウ開催からサンティアゴ・ベルナベウに変更か

 世界中のサッカーファンが注目するバルセロナレアル・マドリーによる世界屈指のダービーマッチ、“クラシコ”が今月26日にカンプ・ノウで開催される。だが、ある問題でスタジアム変更の可能性が浮上している。

 バルセロナでは、2017年にカタルーニャ州の独立を問う住民投票を強行したとして、スペイン最高裁からウリオル・ジュンケラス前州副首相に13年の禁固刑が言い渡された。これを受けて、独立を支持する市民が大規模な抗議活動を実施。バルセロナ中心部を行進するなど、一部の道路や地下鉄の駅が封鎖される事態に発展している。

 この影響はすでにサッカー界にも波及している。スペイン『ムンド・デポルティボ』によると、代表チームでの活動を終えたクロアチア代表MFイバン・ラキティッチが高速道路を歩いて帰宅。さらに19日に敵地でのエイバル戦を控えているバルセロナは、当初18日に移動する予定だったが、空路が使えない可能性があることを考慮し、17日に移動することを決めた。

 そして、クラシコの開催地変更の可能性も浮上している。リーガ・エスパニョーラは安全性を確保するため、バルセロナとレアルに対して、試合会場の入れ替えを提案した模様。合意に至れば、26日はサンティアゴ・ベルナベウ、来年3月1日はカンプ・ノウでの開催となる。

 両クラブに21日までに回答するよう求めており、23日に正式に決定する見込み。だが、バルセロナは会場変更の必要はないとして、この提案を断るとみられている。

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