beacon
TOP > NEWS > 記事詳細

[MOM646]明治大FW佐藤亮(4年)_「未来を切り拓くため」得点王へ前進2ゴール

このエントリーをはてなブックマークに追加

2ゴールでチームを逆転勝利に導いた佐藤亮

[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[10.20 関東大学L1部第17節 明治大3-1専修大 三ツ沢公園陸上競技場]

 試合を決めるのはやはりこの男だ。1-1の同点で迎えた後半20分、MF森下龍矢(4年=磐田U-18/鳥栖内定)のドリブル突破からFW佐藤亮(4年=FC東京U-18)にパスが出る。エースはこれを左足ダイレクトで流し込んで難なく仕留めると、同35分には今度はMF中村健人(4年=東福岡高)のアーリークロスから佐藤亮が再び流し込んで、勝利を決定づけた。

「8割くらい森下と中村健人の得点」と謙遜した佐藤亮だが、今季はこれで13点目。得点ランキング2位の立正大FW人見拓哉(4年=矢板中央高)も1得点したが、差を2に広げることが出来た。「チームが勝つために点を取り続けるだけ」とあくまでもフォア・ザ・チームを強調するが、「これからの未来を切り拓くためには点を取り続けるしかない」と気を引き締める。

 “これからの未来を切り拓く”。企業から内定も貰っているが、プロ入りを諦めているわけではない。クラブ選びに一定の基準を設けていることもあり、現状は「自分の中の一線を引いたところでいうと、自分の納得するような結果は出ていない」という。それでもこのまま得点を重ねることが、「スタートラインに立つこと」に繋がると信じている。「危機感を持ちながら常に試合に臨んでいます」。

 レベルアップしているという自覚があるからこそ、自信もある。FC東京U-18時代、15年度のプレミアリーグで16得点を記録し、堂々得点王に輝いた実績を持つ。大学に入ると複数のポジションを掛け持ったことで得点数は伸び悩んだが、「新しいポジションを見つけながら、またFWに戻ってきた。高校時代の感覚が戻ってきたというか、むしろ磨きがかかっていると思います」と胸を張る。「でももっともっと点を取れると思っています。そこは反省して追及していきたいです」。大学サッカー界屈指のストライカーは、夢を叶えることだけを見据えて突き進む。

(取材・文 児玉幸洋)
●第93回関東大学L特集

TOP