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[J内定高校生の声_7]すでに湘南デビュー。FW若月大和の目標は「一番のFW」になること

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湘南ベルマーレ内定のU-17日本代表FW若月大和(桐生一高)

 ゲキサカでは2020年にプロ入りする高校生選手たちをインタビュー。第7回は湘南ベルマーレ内定のFW若月大和(桐生一高3年)だ。全国大会出場こそないものの、2年時に活躍してU-17日本代表入り。抜群のスピードと馬力の強さ、ゴールへ向かう姿勢で対戦相手の脅威となってきた高速ストライカーは、すでに湘南で公式戦デビューを果たし、10月26日に開幕するU-17ワールドカップにも出場する。その若月が湘南を進路に選んだ理由やU-17ワールドカップ、プロ入り後の意気込み、選手権予選への思いなどについて語った。

―湘南ベルマーレ入りが決まった時の気持ちを教えて下さい。
「決まるのは結構早かったので、特別強化指定に入れるということもあって、凄く嬉しくて、いち早く試合に出たいという気持ちがありました」

―3月に内定発表。かなり決まるのが早かったが、それは即決だった?
「(湘南は)高校に入る時からずっと声をかけてくれていたので、それで高校を卒業するタイミングでもずっと声をかけ続けてくれたというのがあって、『湘南に行きたい』という気持ちもかなりあったので、取ってくれると決まった時は即決しました」

―他のクラブも見る機会があったと思うが、他に湘南の良さを感じている部分は?
「走るところなど自分のプレースタイルを一番活かせるチームと考えた時に湘南の走るサッカーというのは自分に合っているところがかなりありますし、練習参加した時も運動量とか自分のスピードを上手く褒めてくれるというか、前向きな姿勢を(前監督の)チョウ(・キジェ)さんはじめ、スタッフ陣はみんな褒めてくれるので、そういうところ(の良さ)もかなりありました」

―すでに公式戦でデビューし、あのサポーターの中でプレーもしている。
「普段、高校サッカーじゃ味わえない声量だったり、凄い緊張感のある空気を味わえているというのは嬉しいことですし、その中でプレーしていても緊張せずに自分のプレーを出そうとできているのはかなり良いと思います」

―Shonan BMW スタジアム平塚の雰囲気はどう?
「他のスタジアムよりは開けているというところもあるんですけれども、BMWスタジアムに集まるサポーターの熱気というのは本当に素晴らしいものがあるので、力を借りて出ていると後押しされます」

―目標通りに特別指定されて、ピッチに立っている。ここまでは理想通りに来ている?まだまだ?
「試合に出してもらっているけれど、自分の中ではまだ結果を出せていない。思ったよりはプロになって特別強化指定で試合に出ると順調に来ていますけれども、その中ではまだ結果を出せていないですし、自分の中で結果を出したいという気持ちはかなりあります」

―プロのステージは高校と全然違う?
「本当に球際の厳しさだったり、パス1本の質、速さだったり、奪いに行っても奪えないということが凄くあるんですけれども、自分から起点になってプレーできるように意識しています」

―クラブに帯同する時間も長い。自分の成長を実感できている部分は?
「そこは高校サッカーや代表に戻ってきて、球際の厳しさやパス1本のこだわるところ、受け方とか今まで通用していたことが通用しなかったのがプロの世界で、その中で通用することは代表でも桐一でもかなり使えると感じています」

―サポーターの心を動かすようなプレーもすでに出来始めている印象だが?
「チームが勝つために自分がどういうことをすれば良いのか、点を獲るだけじゃなくて守備のところから献身的に走るところは本当に意識して試合前から心掛けて入っているので、そういう気持ちで入っている分、プレーや姿勢に出ているかなと思います」

―自分の中で通用していると感じる部分もあると思うが?
「ボールを奪う姿勢やギリギリまで粘るところ。自分のドリブルで倒されてもそこを粘るというところは、プロの世界でも通用すると思います」

―サポーターやチームメートから掛けられた言葉で嬉しかったものはある?
「やっぱりチョウさんとかから点を獲ったり、ドリブルで前を向いたりする姿勢に対して『ナイス』みたいな感じで褒められると、『もっと頑張ろう』という気持ちになりますね」

―まずは来年、どのような活躍をしたいと考えている?
「来年から、1年目でも湘南ベルマーレのスタメンを勝ち取るくらいの気持ちを出して、チームに貢献できるように、自分はやっぱりFWなので、点を獲ってそういうところの姿勢でチームに貢献したいなと思います」

―湘南に合流している期間でピッチを離れた時は、どのようなことをしている?
「ピッチを離れたら(チームの)みんなが凄く優しくしてくれるので、ご飯に行ったり、遊びに行ったり、映画に行ったり、海に行ったり、夜とかもご飯に誘ってくれるので食べに行ったり、本当にオフでもみんなといれるので寂しくないというか、一人の時間もあるんですけれども、そういうところで選手たちと交流できる分、孤独というのは感じないです」

―特に仲が良い選手はいる?
「福島隼斗君は年が近いのもあって、一番遊んでいますけれども杉岡大暉君や齊藤未月君とか仲が良いです」

―平塚の街はかなり覚えた?
「自転車とかで、夏休みは結構ずっといたので色々回ったりして、海も行きましたし、街も見て凄く良い街だと感じます」

―平塚の街を自転車で走っている若月君を発見できる可能性もある。
「赤い自転車で走っています(微笑)」

―普段もピッチを離れている時はアクティブに外に出ることが多い?
「基本、休みがある時はサッカーで疲れが溜まっている時はもちろん休みますけれども、サッカー外のところではリフレッシュすることを意識しているというか、サッカーから少し離れることを自分の中では意識していますね」

―自分の性格を分析すると?
「お喋りというか、喋りだしたら止まらない。みんなから結構うるさいと言われることも多いんですけれども、常に明るいと言うか、明るくお喋りだと思います」

―サッカーに活かされているところはある?
「湘南ベルマーレに入った時も、自分から色々な選手に話しかけることによってサッカーのところでも声をかけたりできるので、そういうところは自分の良いところが出たなと思います」

―U-17ワールドカップへの意気込みも教えて下さい。
「本当に優勝を目指して日本の代表選手として戦うので、どの試合も全力を尽くして一戦一戦海外を相手に戦って、チャレンジャーじゃなくて1位を獲るんだという気持ちで行きたいと思っています」

―アジア予選の後から合流したが、自分の強みを加えることができているのでは?
「自分の武器であるスピードを活かすとか、活かしてくれるので点を獲るというところではチームのために出来ているかなと思います」

―アジア予選後の合流だったが、代表チームでスタメンになるんだというだけでなく、チームを引っ張るんだという気持ちで臨んでいるように見える。
「初めて選ばれた時から自分はワールドカップがあることも分かって選ばれていたので、自分がスタメンで出て、点を獲って日本を勝たせるということを常に考えながらプレーしているところがあります」

―チームの雰囲気は?
「先輩後輩とかも少しあるんですけれどもほとんど関係なく全体的に仲が良いというか、コーチ陣を含めて全員が一つになっているという感じがしますね」

―同じポジションの西川潤君を意識するのでは?
「前回選ばれたエクアドル遠征ではかなり意識して、いきなり来てスタメンを奪われたくないという気持ちはかなりあったので、でも、そこでも『自分が』とならないで潤とコンビを組んだ時も協力して攻撃とかはできたので、お互いをリスペクトしてできたところはかなりあったと思います」

―予選リーグの相手はオランダ、アメリカ、セネガルと強敵だらけ。ワクワクする部分もあると思うが?
「あの中(予選リーグ各グループ)で見て、一番キツいグループというのは分かっていますけれども、最初からオランダとできるし、そこで勝ったら波に乗れると思うので、そういうところではずっとワクワクしているというか、『早くワールドカップが始まって欲しい』と思っていますし、自分もそこで『絶対に成長できる』と思っているので、そういうところではかなり燃えますね」

―自分のどのようなところを見せつけたい?
「自分のドリブルだったり。日本人でも世界で活躍するドリブラーというのは本当にいっぱいいる。そういう選手がいる中で(自分たちも)注目されていると思うので、そこで自分のドリブルとかスピードを活かしたところを出したいと思っています」

―ズバリ、目標は?
「優勝で、自分が得点王になることです」

―ワールドカップ優勝となると、選手権予選は決勝から桐生一に合流することになる。
「そこは自分も日本を代表して戦っている分、チームを信じて、自分が勝つことで桐生第一高校に還元できることがあるので、チームメートを信じて戦いたいと思います」

―桐生一を全国へという気持ちは誰よりも持っていると思うが?
「自分がまだ(インターハイを含めた)カップ戦とか出れていないというのが現実で、チームとして一つになる最後の大会で自分がいない期間が本当に多いですけれども、自分が持って帰ってきたものをチームにあげたいし、自分がみんなからもらったものをチームとか、3年生のみんなに返して上げたいなとは凄く思いますね」

―桐生一での3年間は特別だったのでは?
「色々なことがあって、凄い落ち込むことも自分が凄く伸びると思った時もあったり、でもその中で常にいたのは3年生とか一緒にいるメンバーだったので、そういうところには感謝しますし、常に(心の中で)思ってプレーしています」

―改めて、選手権の目標は?
「(U-17ワールドカップが)どういう結果になるか分からないですけれども、自分が(桐生一に合流して)出た時は必ずチームを優勝させて、この桐生第一全員で全国に行けるように頑張りたいと思います」

―すでに湘南のサポーターは若月君のことを知っているが、どういうところを見てもらいたい?
「スピードとドリブルが武器なので、そういうところを見て欲しいですし、自分は点を獲るエースとして活躍したいと思っているので、そういうところを見てもらいたいと思います」

―どのルーキーにも負けていないという思いもあるのでは?
「自分、刺激を受けることが多いので、自分よりも凄い選手というのは本当にいっぱいいるので、その中でも湘南ベルマーレの若月大和として、落ちることなくどの選手よりも一番を目指して、自分たちの代や他の代でも『一番のFW』を目指して頑張りたいなと思っています」

―プロ入り後の目標をどう考えている?
「A代表に入るためにも、海外も考えながら、湘南ベルマーレで成長していきたいなと思っています」

―最後にサポーターへのメッセージを。
「湘南ベルマーレに加入する若月大和です。スピードとドリブルを武器にたくさん点を獲るので、応援宜しくお願いします!」

(取材・文 吉田太郎)

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