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[J内定高校生の声_10]「泥臭く、チームのために戦っていく」。興國の闘将、MF田路耀介が金沢へ

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ツエーゲン金沢内定のMF田路耀介(興國高)

 ゲキサカでは2020年にプロ入りする高校生選手たちをインタビュー。第10回はツエーゲン金沢内定のMF田路耀介(興國高3年)だ。C大阪U-15時代はCBだったが、興國でボランチにコンバート。球際の強さやボール奪取力を武器に育成チーム・興國で目立つ存在となった。人間性に対しても評価される興國のキャプテン。その田路が金沢を進路に選んだ理由やプロ入り後の意気込み、選手権予選への思いなどについて語った。

―金沢入りが決まった感想を教えて下さい。
「小さな頃から夢だったプロサッカー選手になることを、ツエーゲン金沢で実現できたことを大変嬉しく思います」

―評価されたと感じている部分は?
「中盤での球際の強さや、アグレッシブなプレーを評価されたと思います」

―進路を決めた理由は?
「複数のJクラブに練習参加させてもらったんですけれども、その中で練習の雰囲気や、トレーニングのクオリティは金沢が一番高いと思ったので、金沢に決めました」

―他のクラブとの違い。
「金沢は4-4-2でアグレッシブなプレーなので、そこが自分に合っていると思いました」

―練習参加して通用した部分。
「球際の強さはどこに練習参加した時も通用したと思いますし、ロングフィードや、縦パスは自分の特長なのでそこはしっかりと評価されたと思います」

―実際に体感したプロの世界は?
「より厳しくなると思うし、より結果を出さないといけないので、まずは結果にこだわってやっていきたいと思っています」

―金沢のサッカーの好きなところは?
「綺麗にサッカーするのではなくて、勝利にこだわっているところです」

―影響受けた選手はいる?
「興國の先輩である島津頼盛君が行っていて、高校でも上手かったんですけれども、金沢に行ってより上手くなっていたので金沢では成長できるなと思いました」

―島津選手とどのような話を?
「プロの厳しさというのを教えてもらいました」

―活躍するために必要なこと。
「自分は球際では絶対に負けないという自信があるし、もっと配球であったり、縦パス、スルーパスでチャンスを作れるようになっていけば、もっと上には行けると思います」

―課題は?
「(繋ぐところ)だったり、シュート。中盤なので攻撃にも絡んでいかないといけないと思う。(課題は)シュートやスルーパスです」

―自分の強みは何だと思う?
「僕、小さい頃から(中学に入る前まで)空手をやっていて、体幹、筋トレというのはずっとやってきたので、それが繋がっていると思っています」

―空手はいつからいつまで?
「幼稚園の頃から小学校ずっと」

―興國で成長した部分。
「中学校では足元があまりなかったんですけれども、興國高校に来て、足元を身に付けたりサッカーの技術をより高められたと思います」

―興國でCBからボランチへ。
「ずっと中学校からCBでプレーしていて、高校に入ってもはじめはずっとCBだったんですけれども、高校2年生くらいからボランチになって、最初は全くやったことがなかったので色々他に聞いたりしていたんですけれども、(内野智章)監督が何よりも自分と向き合ってボランチとしての役割を指導してくれて、成長できたと思います」

―内野監督から一番怒られたと聞いているけれど。
「1年生からずっと怒られてっぱなしです」

―滅気ないで前向きになれるところも良さ。
「メンタルのところも身に付けたと思います」

―性格を分析すると?
「あまり表には出ないタイプだと思うんですけれども、あまり自分からは出ないタイプですかね」

―サッカーを離れている時は?
「映画見たりです。アクション系が好きです」

―好きな映画?
「アニメの実写版とか好きです」

―金沢の街の印象を教えて下さい。
「凄く居心地が良かったですし、ご飯にも連れて行ってもらって、凄く新鮮な料理がいっぱいあって凄く美味しかったです」

―大阪を離れる不安はない?
「ないですね。覚悟は決めているので大丈夫です」

―自分のライバルは?
「西尾隆矢(C大阪U-18)とは(中学時代に)ずっとCBで組んでいて、やっぱり凄いと思いましたし、中学校の頃はやっぱりこういう選手が上に行くんだろうなと思ったんですけれども、自分はプロになってお互いに高いレベルでできるようになったので、これからライバルですけれども、自分が見返して上に行けるように頑張りたいと思います」

―彼は年代別日本代表も経験している。
「負けたくないです。自分はCBからボランチになったのでポジションは違うんですけれども、隆矢はアンダーカテゴリーの代表とかに行っているので、自分もいつか日の丸背負って戦いたいと思います」

―家族やチームメートの存在について。
「大分、デカイと思います。家族は自分が怒られたり、ヘコんで帰った時があったんですけれどもそこでサポートしてくれて、自分のメンタルの部分を支えてくれたのは家族だと思っています」

―チームメートからの信頼がある。
「自分は興國でキャプテンをやっていて、チームメートの支えがなかったら、ここまでやってこれなかったと思うので、チームメートには感謝しかないです」

―自分はどういうキャプテン?
「自分は表に出ない感じなので、プレーでチームを助けるようなキャプテンだと思います」

―インターハイを振り返って。
「インターハイは正直、悔いしか残らなかったです」

―どういうところが足りなかった?
「チームのまとまりや最後の1プレーの質が低かったと思います」

―選手権はどういう大会にしたい?
「まずは自分たちが最後笑って終われるように、悔いなくやり切りたいと思います」

―夏からの成長を感じている部分があるのでは?
「正直、リーグでもあまり勝てない時期があったんですけれども、その時に一人ひとりが意見を出し合ったりして夏から一人ひとりが変わってきたし、そういうコミュニケーションは絶対に上がってきている。そこはチームとして良くなったところだと思っています」

―自分がプラスアルファしたいところ。
「個人としてはチームのために戦うということを新チームになってからどんどん高めてきたと思いますし、自分のプレーでチームを助けられるように頑張っていきたいと思っています」

―自分にとっての選手権。
「選手権は高校生最後の大会ですし、最後まで残って決勝まで行きたいし、絶対に勝たないといけないと思いますけれども、自分たちが楽しまないといけないと思うので、楽しんでチームが勝てば一番良い」

―自分たちの代で全国への思いは誰よりも強い。
「(自分が)いっちゃん強いと思います」

―そのためには?
「今、2年生が結構出ているんですけれども、3年生が出れていない分、2年生とか1年生をサポートしていくメンタリティーが大切になってくると思います」

―9月に7、8時間ミーティングをしたと。
「試合に負けて自分はキャプテンなのにチームが苦しくなった時に声を出していなくて、自分の責任でもありますし、監督もチームのために向き合ってくれて、8時間と長かったですけれども、良いものになったと思います」

―その後の影響はある?
「3年生が本当に変わったと思います」

―どういったところが?
「今まで3年生は試合に出たくてしょうがなくて、出れなかったりしたら『もう、いいや』みたいな感じやったんですけれども、2年生が多く出ている中、あのミーティングの後は3年生が積極的に2年生に声を掛けたりというのがあったり、プラス自分もしっかりアピールして試合にどんどん出たいという気持ちがどんどん出てきたので、チーム全体として上がってきたと思います」

―プロで対戦したい選手は?
「J1なんですけれでも、(彼らがC大阪U-18から昇格すれば)隆矢とか松本凪生とかには絶対に負けたくないですし、(自分は)J2や他の高体連の中でもあまり知られていないと思うので、同じ年代の選手には絶対に負けたくないですね」

―憧れの選手は?
「バルセロナのセルヒオ・ブスケツ選手が、僕はいっちゃん好きです」

―なぜ?
「どのエリアで受けても冷静でゲームを読む力がありますし、チームのために走って守備をするところも自分とちょっと似ているかなと思うので」

―どのような選手になっていきたい。
「守備はプロでも通用すると分かったので、攻撃のところをもっともっと高めていければ攻守において存在感を出していけるかなと思います」

―プロでの目標は?
「目標はまずはしっかりと試合に出ることで、アシストであったり点を決めるという結果を示すところで、将来の夢は世界で戦えるような選手になっていくことです」

―金沢1年目の目標。
「1年目からどんどん試合に出れる準備をして、いつ出ても結果を出せるような準備をしていきたいと思います」

―ツエーゲン金沢サポーターに見てもらいたいところ。
「自分は上手くはないので泥臭く、チームのために戦っていくところを見て欲しいです」

―興國らしくない泥臭さがある。
「チームのために戦えるような選手になりたいです」

―ツエーゲン金沢サポーターへのメッセージ。
「興國高校の田路耀介です。1年目からしっかりと試合に出れるように、泥臭く頑張っていきたいと思っていますので、応援宜しくお願い致します」

(取材・文 吉田太郎)
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