ユベントスのDFジョルジョ・キエッリーニが、25日付のイタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』のインタビューに応じ、同僚のポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドについて語った。

　ポルトガル人スーパースターは自身のキャリアにおいて、マンチェスター・ユナイテッドやレアル・マドリー、ユベントスとビッグクラブを渡り歩き、数々のトロフィーを獲得。世界最高峰FWの座をめぐって、バルセロナのFWリオネル・メッシと競い合ってきた。しかしC・ロナウドは34歳を迎えてもなお、まるで少年のような意欲を持ってプレーを続けている。同僚のキエッリーニは年下のポルトガル人FWに感嘆しつつ、世界をまたにかけて活躍する多国籍企業に例えた。

「彼の性格からして、彼が大物ぶることはないだろうね。あまりにも重要な目標を毎日のように立てて、やるべきことすべてに極度なまでの注意を払っている。僕は年を重ねてから彼と一緒に過ごすことができて良かったよ。彼がやって来たとき、当時34歳の僕でも何かを理解しなければという気持ちが芽生えた」

「彼は特定の試合において、他の選手たちとの違いを見せる。言って悪いことは何もないはず。なぜなら彼は、多国籍企業の人間版のようなものだからね。だからこそ、“ハイエナ”のような彼ではあるが、まずチームの一員であることを感じてもらえるように僕らは上手く立ち回らなければならない。僕は、彼が自身の力を証明するために高い意欲を持ってこの冒険を歩んできた人だと感じた。だが最終的に、彼は勝利者であるわけだから、彼の利益は僕らの利益でもあり、一致するんだ」

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