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M・ゴメス、3ゴールともVARで取り消しに…3回とも3センチのオフサイドと言われ怒り爆発

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シュツットガルトFWマリオ・ゴメス

 シュツットガルトの元ドイツ代表FWマリオ・ゴメスは、1日の試合で幻のハットトリックを“達成”。3ゴールを決めるもすべてが取り消しとなった。

 M・ゴメスは1日に行われたブンデスリーガ2部第15節ザントハウゼンとのアウェーマッチに日本代表MF遠藤航らとともにフル出場。この試合の11分、前半アディショナルタイム、そして71分に相手ゴールネットを揺らしたが、すべてがオフサイドと判定されノーゴールとなった。

 3ゴールともそれぞれVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)によって取り消しに。結局1-2で敗れた試合後、ドイツ誌『キッカー』が伝えたコメントによると、34歳のベテランFWは判定がよりフェアになるため、当初はVARの導入を歓迎していたと認めるも、「僕らFWにとっては災いでしかない」と今は反対派となったと話したという。

「主審には3回とも『3センチ(オフサイドだった)』と言われた。その3センチは今の技術で本当に確認できているのか疑問に思ってしまうよ。カメラの角度は斜め45度になっている。彼らはそれをどうやって確かめるのか?」

 M・ゴメスはまた「今のこのシステムはクソだ」とさらに激怒。主審を務めたハーム・オスメルス氏に抗議するのは「無駄だし、意味がない」とも語る一方で、「僕のキャリアが終りに近づいていることをうれしく思う」とも言及。「だってこれからも10年間このなかで(VARが導入されたなかで)プレーする必要がないからね」と怒りをあらわにした。

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