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マンU、南野のバーゲン価格を知らなかった…高額移籍金を想定して動きが遅れる

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南野のバーゲン価格を知らなかったユナイテッド

 マンチェスター・ユナイテッドが、日本代表FW南野拓実の契約解除金を理解していなかったことが『Goal』の取材で明らかになった。

 今季UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のリバプール戦で1ゴール1アシストを記録するなど、公式戦22試合で9得点11アシストをマークしていた南野。かねてから多くのクラブからの関心が伝えられていた同選手は先日、ザルツブルクからリバプールに来年1月1日付で移籍することが決定した。

『Goal』のアレクサンダー・ネザートン記者のレポートによれば、ユナイテッドの移籍部門を統括するエド・ウッドワード氏は、南野の契約解除金が725万ポンド(約10億3000万円)であったことを認識していなかった。リバプールのスポーツ・ディレクターを務めるマイケル・エドワーズ氏が、南野の価値がすでにこの金額の3倍であると考えているように、まさに“バーゲン価格”での移籍だった。

 ウッドワード氏は南野に安価な契約解除金が設定されていることを知らず、獲得には高額移籍金を要するとみていた。そのため、獲得への動きが遅れ、日本代表FWを手中に収めることができず。このことにより、ウッドワード氏に対する1月の移籍市場でのプレッシャーは増している。

 そのユナイテッドは現在、ジェームズ・マディソン(レスター・シティ)、クリスティアン・エリクセン(トッテナム)、アーリング・ハーランド(ザルツブルク)、ジェイドン・サンチョ(ドルトムント)らの獲得に興味を持っている。

 その中でも1月の獲得が現実的かつ狙いを定めているのは、ダニエル・レビ会長が放出を示唆したエリクセンと、オーレ・グンナー・スールシャール監督の教え子でもあるホーランドとなっている。

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