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宮市亮、テストマッチで1ゴール2アシスト…出場時間チームトップのスピードスターは好調

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FW宮市亮

 ブンデスリーガ2部ザンクト・パウリのFW宮市亮は、年明け初の実戦で3ゴールに絡むなど好調なパフォーマンスを見せた。

 12日からスペインでキャンプを実施中のザンクト・パウリは、16日に同じブンデスリーガ2部のヴェーエン・ヴィースバーデンとテストマッチで対戦。120分という異色な試合形式で行われたこの一戦で5-2と大勝を収めた。

 そのなかでも1-0のリードで迎えた“後半”61分から出場の宮市らレギュラーメンバーが攻撃力を発揮。69分、右サイドから相手ボックス内に侵入した宮市が折り返し、FWヘンク・フェールマンによるチーム2点目をお膳立て。89分には、今度は右からのクロスにMFクリストファー・ブフトマンが合わせ、2アシスト目を記録した。

 そして終盤には自身にもゴールが生まれる。112分、相手ゴール前やや左に位置する宮市はMFマーヴィン・クノルの左からの折り返しを受けてトラップ。右足を振り抜くとシュートが見事に枠内に吸い込まれ、ダメ押し弾となったチーム5点目を挙げた。

 この試合ではオフサイド判定によりゴールが幻となる場面もあった宮市は、そのほか何度か惜しいシュートを放つなど前線で大きな存在感を発揮。今シーズン、ここまでザンクト・パウリ全フィールドプレーヤーのなかで1660分とトップの出場時間を記録する一方、1ゴール4アシストと数字は今一つ伸びていなかった同選手にとって、後半戦に向けて弾みをつけるような内容の強化試合となったかもしれない。

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