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新加入のオドリオソラにバイエルンSD「そうでもなければ獲得は難しかった」

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バイエルンに加入したDFアルバロ・オドリオソラ

 レアル・マドリーからバイエルンにレンタルで加入したスペイン代表DFアルバロ・オドリオソラ(24)が「このようなビッグクラブ、歴史あるバイエルンの一員になれることは非常に光栄なことだ」と意気込みを語った。『ラプトリー』が伝えている。

「僕に言えるのは、今を生きるということだけだ。僕らは今を生きているし、重要なのも今日だ。そして今日、僕はバイエルンの選手であり、それだけに集中している。僕は自分の100%を出したい。このクラブのためにすべてを捧げるんだ。サッカーでは何が起きるかわからない。ある時点で自分がどこにいるかなんてわからないさ。だけど僕は今ここだけに集中するし、100%の力で頑張りたいんだ」

 ソシエダの下部組織で育ったオドリオソラは、2017年1月にトップチームデビュー。18年7月にはレアルに加入したが、今季の出場は5試合にとどまっていた。初のブンデスリーガ挑戦となるが、これまでも関心を抱いてきたことを明かしている。

「僕はバイエルンを観て育った。だからこのクラブのユニフォームを着れることはとても光栄だよ。バイエルンのようなクラブから声がかかったら、もちろん迷わないよ。僕はレアル・マドリーでプレーしていたけど、声がかかったときはすぐに決断した。ここはビッグクラブだし、バイエルンの歴史の一部になることができることを誇りに思う。幸せだよ」

「言うまでもなくブンデスリーガは大好きだ。いつも観るのを楽しんでいたよ。だからバイエルンのことは常にチェックしていた。みんなのプレーはすでに見たけど、まさにテレビで観たときのバイエルンだったし、スペインリーグとも共通項があるね。ここドイツではポゼッションを狙っていくし、実際にボールを持つ時間もある。僕としてはもっとそれを促進させていきたい。こうした特徴はスペインとも共通しているね」

「特徴に関していえば、僕は後方での守りもできるし、外のサイドからクロスを上げることもできる。ここのトレーナーとはもちろん、どうやってプレーするかについて話した。ここではポゼッションすることを求められているし、非常に攻撃的な試合になる。僕としてはそのための準備はできているし、この経験をここバイエルンでできることが嬉しいよ」

 待望の右サイドバック獲得となり、ハサン・サリハミジッチSDは「彼の本来のポジションである右サイドバックをこなせるし、相手にプレッシャーをかけることもできる。しかも彼は90分間ハードワークできるんだ。たしかにここ数か月プレーしていないが、それは私たちにとって良いことだった。なぜならそうでもなければ、彼を獲得するのは難しかったからね」と信頼を語っている。

「彼が入ったことで私たちのオプションが増えた。アルバロはスペインでの経験を通して、非常に優れたテクニックやペースを身に着けた選手だ。とても柔軟性があるし、1対1にも非常に強い。ポジショナルプレーも得意としている。それこそ私たちが試合に勝っていくために必要なことなんだ」とハサン・サリハミジッチSD。新戦力を迎えたバイエルンは25日、ホームでシャルケと対戦する。

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