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「これは文句。お願いリバプール負けて」10歳少年の手紙に熱い返信をしたクロップ、その理由を語る

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リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督

 リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、話題となった10歳の少年との交流について口にした。

 アイルランドの学校に通うマンチェスター・ユナイテッドファンの10歳の少年、ダラー君は先日、プレミアリーグで25勝1分の無敗と強すぎるリバプールに対して、「手紙を書いたのは、文句を言いたかったからです。リバプールは多くの試合に勝ちすぎです。次の試合で負けてくれませんか。お願いです」などといった内容の手紙を、純粋な気持ちでクロップ監督に送付。その“請願”に対してクロップ監督が返信の手紙を書き、その熱い内容が話題となっていた。

  “アンチ・ファンレター”への返信について問われたクロップ監督は、交流について以下のように話した。

「あぁ!ダラーのことだね! 我々はちょっとした交流をした。すべての手紙に対して返信できるわけではないよ。私は手紙を読み、返信したいと思った。洒落たものだったからね。私が返信したことが次の日の新聞に載るのはあまり好ましくないが…。まぁ、まぁいいけどね。手紙を受け取ったダラーが元気そうだった写真を見たから、それは良かったよ」

 全ての手紙を返信するわけではないものの、なぜ今回は返信したのか尋ねられたクロップ監督は以下のように答えている。

「10歳の少年だ。粋なことを覚える、いい年頃だろうからね。面白いアイデアだったし、スマートなものでもあった。できるならば多くの声に反応したいが、それは不可能なことでもある。とりわけ今はフレンドリーな手紙を貰えるが、みんなもわかっているとおり、すべてに返信できるわけでないよ」

 10歳という年齢と、生意気ながら可愛らしくもあった珍しい手紙だったことから返信したというクロップ監督。今節は、24日のプレミアリーグ第27節でウエスト・ハムと対戦するが、ダラー君に勝負の厳しさを改めて教える勝利を飾ることができるだろうか。

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