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ボタフォゴデビュー戦弾に本田饒舌「いつも以上にこだわって準備してきた」

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PKでデビュー戦ゴールを決める本田圭佑

[3.15 リオデジャネイロ州選手権第3節 ボタフォゴ1-1バングー]

「いつも以上にこだわって準備してきたのでね」。ボタフォゴでのデビュー戦となった15日のリオデジャネイロ州選手権のバングー戦で、PKながら初ゴールを奪ったMF本田圭佑は、饒舌に試合を振り返った。

 1月末にボタフォゴ加入が発表になった本田だが、選手登録の関係で3月上旬にデビューが伸びていた。当初は10日の試合でデビューが予定されていたが、発熱などの影響により、同試合の出場が見送られていた。

 そんな中で15日、満を持して先発メンバーに名を連ねた本田は前半28分、味方が獲得したPKをセットすると、冷静にGKの逆に蹴り込んで、デビュー戦弾を決めてみせた。

 本田はチームが同点弾を浴びた直後の後半18分に交代となったが、新型コロナウイルスの影響で無観客を強いられた試合だったが、ボタフォゴが公式ツイッターで「サムライのゴール」と発信するなど、背番号4のファーストインパクトに大きな盛り上がりをみせている。

 有料メルマガ『CHANGE THE WORLD』が試合後の本田のコメントを伝えている。“持っている”と言われる本田。勝負強さなどを問われた本田は、次のように語っている。

「そこはいつも以上にこだわって準備してきたのでね。もちろん、チームが勝つことが一番なんですけど、でも今後自分がこのチームでやっていくうえで一番大事なことって、早くチームの一員として迎え入れられることやと思っているんですよ」

「デビュー戦というのは、他の仲間の心を一気に掴むのに一番大事な場。それを狙って、その緊張感を自分に与えながら1か月間練習してきた。PKというのは意図した形でなかったけど、どういう形であれ個人的に数字を残すことが最も大事なことだった。最低限やりたかったことができたのは良かったと思っています」

 ただし、「一定の手応えはありつつも、結果も引き分けだし、PKの得点がなかったら厳しい評価をされてもおかしくなかった」と浮かれることはない。「僕は90分出て、その中で結果を出す挑戦をしているんで、交代させられるとすごく『え?』ってなっちゃう。今日もまったく交代させられる意味がわからなかったんで」と衰えぬ本田節を聞かせると、「1試合、1試合ですね。照準を1試合先に合わせて、そこで結果を出すために挑戦していこうと思っています」と更なる活躍を誓った。

※有料メルマガ『CHANGE THE WORLD』(https://www.mag2.com/m/0001678906.html)のコメントは許可を得た部分を使用しています。

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