リーガ・エスパニョーラは4日、スペイン保健省からの承認を受け、今週から各クラブがトレーニングを再開することを発表した。

　リーガと医療専門家が共同で作成したプロトコルに従い、クラブによるメディカルチェック後、1部と2部に所属するプロ選手を対象に個人トレーニングが開始される。

　今回のトレーニング再開は、関係者全員の健康に対してより優れた安全性を保証するため、スポーツおよび保健当局と合意した措置に基づき、リーガが計画。これらの措置は約1か月の期間を想定しており、政府が設定した新型コロナウイルス対策の封鎖措置を段階的に解除するプロセスに従うことになる。

　なお、2019-20シーズンの再開は6月を予定しており、トレーニングは個人練習からグループ練習まで、段階的に復帰するように設計されているという。

　ハビエル・テバス会長は「この危機は私たち全員に大きな影響を与えた。サッカーの復活は、社会が新たな常識に向かって進んでいることの表れだ。また、スペインや世界中の人々が知っていて愛している生活を取り戻すことになるだろう」と述べている。

　そして「健康が最も重要であることから、リーガ再開に向けて関係者全員の健康を守るための包括的なプロトコルを策定した。前代未聞の状況ではあるが、6月から再びプレーを始め、今年の夏に19-20シーズンを終えたいと思っている。再開することは、勝つことだ!」と意気込みを語った。

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