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キエッリーニがバロテッリと和解…伊TVで直接謝罪「すべて僕の責任」

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 ユベントスジョルジョ・キエッリーニは、イタリア代表のチームメイトであるマリオ・バロテッリに謝罪した。

 キエッリーニは先日、まもなくリリースされる自身の自伝の中で、バロテッリと元チームメイトのフェリペ・メロを非難する文面を書き出したことをイタリア『La Reppublica』で明かす。これに対してメロは苦言を呈し、バロテッリも「少なくとも、俺には誠実さがあるし、面と向かって言う勇気がある」とソーシャルメディアの中で不満をあらわにするなど、衝突が起きた。

 渦中の2選手は12日、イタリア『Le Iene』にビデオチャットを介して揃って出演。番組の冒頭ではクルーがキエッリーニにバロテッリが“君が予期せず俺のことを中傷したとしても、今でも君のことを愛している”と綴ったユニフォームを手渡し、衝突以来初めて両選手が言葉を交わした。

「君がへまをして、俺がそのようなことをしなかったのは、俺の人生の中で初めてだ」とバロテッリが先に口を開くと、キエッリーニは「君がうらやましいよ!君は成長のために失敗が許されるからね」と返答。

 さらに、バロテッリは“ネガティブな人間”と言われたことにも触れ「ジョルジョからそのようなことを言われるとは予期していなかった。俺はネガティブな人間ではない、いつもジョークをかます人間なだけだ」と主張する。

 そして、キエッリーニはバロテッリやメロを酷評する表現を使ったことについて「批判を自伝の中に入れるか迷っていたけど、悪いことを書くつもりはなかった。これは僕の間違いだ。全責任は僕にある」と話し、「僕はミスを犯した。このことから多くを学んだし、日々自身の間違いから学び続けることになる」と謝罪を口にした。

 来夏に延期されたEURO2020で両者が一緒にプレーする可能性について問われたキエッリーニは「そうなれば大きな喜びだ。何も問題はない」とコメントしている。
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