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プレミア再開ガイドラインが公開! 新たな整列、ボールパーソン不在、アップ3人まで

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 プレミアリーグは15日、無観客で行われるシーズン再開後のガイドラインを公表した。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、新たなスタイルで試合に臨むことになりそうだ。

 まず、試合前から景色が変わる。ピッチに入る前には手指消毒液の使用を義務化。スタジアムのピッチ入場口は一つだが、先にアウェーチーム、後からホームチームが入る形で入場時の歓談を防止する。またアンセムの際はこれまでのように列になるのではなく、互い違いに立って並び、握手のセレモニーは行わない。

 試合が始まっても制限は続く。スタジアム内にはボールパーソンがいないため、ボールがスタンドに入った際はレフェリーが回収可否を判断し、すぐに回収できない場合はスペアボールの使用を許可するという仕組み。選手がピッチで治療を行う際には、理学療法または軟部組織の損傷治療の場合、医療スタッフはPPE(個人防護具)を着用しなければならない。

 ゴールセレブレーションでは距離を取り、握手は禁止。唾を吐いたり、鼻をかんだりする行為や、相手や審判員に群がって対立する抗議も禁止される。チーム用給水ボトルが置かれないため、前後半の半分ごろには1分間の飲水タイムを設置。その際は個人のボトルを使用する。

 またベンチ周辺のルールも変化する。交代枠5人制を採用し、ベンチメンバーは7人から9人に増える一方、ウォーミングアップエリアに入れるのは一度に3人のみ。ベンチはソーシャルディスタンシングのため間隔が空けられる。スタンドに座ることも許可される。またテクニカルエリアもソーシャルディスタンシングを行うため、新たなゾーニングがなされる。

 また試合後は、相手選手との交流も制限される。

 ピッチ外では審判も選手と同様に自主隔離を行い、検査を受けるレギュレーション。ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)は引き続き運用されるが、それぞれの担当者の間隔はソーシャルディスタンシングが考慮される。

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