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札幌が幕張の“JFA新拠点”で合宿スタート! 初日から暴風雨も「最高のピッチ」

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北海道コンサドーレ札幌が「JFA夢フィールド」で合宿開始

 北海道コンサドーレ札幌は22日、千葉市の幕張海浜公園内にオープンした日本サッカー協会(JFA)の新拠点『高円宮記念JFA夢フィールド』で、J1リーグ再開に向けた合宿初日のトレーニングを行った。海沿いの立地で激しい風雨が吹き荒れる中での厳しい船出となったが、安定したピッチコンディションのもと、選手たちは1時間半にわたって汗を流した。

 JFA夢フィールドは日本代表の新たなトレーニング拠点として活用される大規模施設。現場スタッフが常駐し、テクニカルやスカウティングの知見、医学的データ、サッカー先進国のノウハウなど、サッカーに関するさまざまな情報を収集、分析、発信するという大きな役割を担う。

 JFA夢フィールドは新型コロナウイルスの影響により、当初4月上旬に予定していた正式オープンが延期。札幌の利用で本格始動となった。札幌はシーズン再開後、7月4日のJ1第2節横浜FC戦、8日の第3節鹿島戦、12日の第4節湘南戦、18日の第5節仙台戦とアウェー4連戦を控えており、約1か月にわたって同所を拠点に非公開で調整する。

 チームは22日、北海道を出発してJFA夢フィールドに到着。暴風雨が吹き荒れる悪天候の中で初日を迎えたが、水たまりどころか水しぶきが跳ねる場面すらほとんどないほど、良好なピッチコンディションの中でトレーニングに臨んだ。選手たちはリラックスした表情でウォーミングアップを行った後、パス回しや11対11のミニコートゲームなどで約1時間半にわたって調整した。

 終了後、オンライン会議システムで取材に応じたMF宮澤裕樹キャプテンは「雨がたくさん降っていて、海が近いので風も強かったけど、素晴らしい施設で練習させてもらえて嬉しい。いいトレーニングができた」と会場の設備に感謝。「ピッチの硬さや芝の長さも違和感なく、最高のピッチ。整えられている環境で、言い訳ができない環境だと思う」と太鼓判を押した。

(取材・文 竹内達也)
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