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福岡、リーグ最多得点の徳島にも完封勝利! DF上島のJ初ゴールが決勝点「狙い通り」

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[7.19 J2第6節 徳島0-1福岡 鳴門大塚]

 J2リーグは19日、第6節を各地で行い、アビスパ福岡徳島ヴォルティスを1-0で破った。前節の磐田戦に続いて2試合連続でのウノゼロ勝利。ここまでリーグ最多14得点を記録していた徳島は今季初の無得点に終わった。

 互いに中3日での公式戦。ホームの徳島は前節山口戦(○4-0)から先発2人を入れ替え、DF岸本武流、MF梶川諒太を起用した。一方の福岡も前節磐田戦(○1-0)から2人を変更。MF福満隆貴とFW城後寿が新たに入った。クラブ一筋16年目の城後はこれが今季初先発となった。

 序盤は互いに堅実な入りを見せた。福岡は前半19分、MF鈴木惇の左コーナーキックをファーサイドの城後が頭で折り返し、ゴール前にMFエミル・サロモンソンが飛び込むもGK長谷川徹が好セーブ。さらに21分には相手のタックルをかわしたMF増山朝陽がドリブル突破から狙ったが、これも相手守備陣のブロックに阻まれた。

 徳島は前半35分、果敢なドリブル突破を見せたMF杉森考起がゴール左斜め前で倒されて直接FKを獲得。サインプレーからFW西谷和希のシュートにつなげたが、効果的な攻撃にはならなかった。その後は一方的に徳島が主導権を握り、FW垣田裕暉にゴールに迫るもGKセランテスが立ちはだかった。

 スコアレスで迎えた後半5分、先に福岡が試合を動かした。右コーナーキックをサロモンソンが蹴り込むと、ニアサイドで合わせたのは柏レイソルから加入したDF上島拓巳。巧みにそらしながらも力強いヘディングシュートを枠内に決めた。開幕節からフル出場の続いていた上島はこれがプロ初ゴールとなった。

 徳島は後半10分、昨日が誕生日の21歳MF渡井理己を投入すると、19分には3枚替え。DF藤田征也、FW河田篤秀、FW清武功暉を一気に入れた。対する福岡は後半24分、福満に代わってDF湯澤聖人を入れて5バックの逃げ切り態勢。そのまま耐えた福岡が徳島を今季初の無得点に抑え、2連勝を果たした。

 試合後、Jリーグ初ゴールが決勝点となった上島は「昨年から出場機会がある中でなかなか得点を決められていなかったので、得点を取れてゼロで抑えられてよかった」と喜びの言葉。またストーンの前に飛び込んで決めたのは「チームとして狙っていたので狙い通り」と明かした。

 その上で、この日のチームの戦いぶりについては「ボールを握られて苦しい展開が続いていたが、連動した守備からカウンターもあったので良かった」と手応え。今後に向けて「連敗していた時も内容は悪くなかったので、結果が出てチームが勢いづいているのはいいこと。次の試合にも自信につながる」と前向きに先を見据えた。

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