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失点を招いたミスを受け止めるGK西川「僕のパスが弱くて柴戸がコントロールできなかった」

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浦和レッズGK西川周作

[7.22 J1リーグ第6節 浦和 0-4 柏 埼玉]

 前節のFC東京戦に続いてミス絡みで先制点を奪われて0-4の敗戦。浦和レッズは今季初の連敗を喫した。

 まさかのミスが起きたのは前半32分だった。GK西川周作がゴールキックを左に開いたDF岩波拓也に預けると、岩波は柏のプレスを受けて西川にリターンパス。西川はバイタルエリアで受けにきたMF柴戸海へ縦パスを送ったが、これを柏MFヒシャルジソンに奪われ、そのままシュートまで持ち込まれてしまった。

「少しつなぐ意識が強かったと反省している。前に蹴ればよかったんじゃないかとも思う。僕のパスが少し弱かったので柴戸(海)選手もうまくコントロールできなかったと思います」

 試合後、オンライン記者会見に出た西川は、失点シーンについて細部までしっかりと説明した。チームのキャプテンとして、不自由な応援スタイルやリモートでも後押ししてくれるファン・サポーターに、ミスの背景を説明するべきだと考えているのだろう。

 新型コロナウイルス対策としてスタジアムに厳戒態勢が敷かれている今、試合後の選手会見は1チーム2人ずつと決まっている。守備的なポジションで同じ選手が連続で会見に出るのは異例だ。

 次は13年ぶりの対戦となる横浜FC戦。「こういう負け方をした後は非常に後味が悪いが、またすぐ試合は来る。スタジアムを出るときには切り替えて、みんなで前を向いていきたい。そういう発信は自分から姿勢で見せていきたい」。主将はきっぱりと言った。

(取材・文 矢内由美子)
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