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横浜FCがAT決勝弾でルヴァン杯白星! 53歳カズ初先発で惜しいヘッド、鳥栖16歳DFとの“37歳差”対決も実現

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今季初出場を飾ったFW三浦知良

[8.5 ルヴァン杯C組第2節 鳥栖0-1横浜FC 駅スタ]

 ルヴァンカップが5日、グループリーグ第2節で再開し、D組は横浜FCが後半アディショナルタイムの決勝点によりサガン鳥栖を1-0で破った。横浜FCは53歳のFW三浦知良が今季初出場を果たし、最年長出場記録を更新。カズは前半に惜しいヘディングシュートで見せ場をつくると、鳥栖の16歳DF中野伸哉と37歳差のマッチアップも実現した。敗れた鳥栖は敗退が決まった。

 新型コロナウイルスの影響により、ルヴァン杯のグループリーグは1回戦総当たりに短縮。決勝トーナメント進出は各組首位と各組2位上位に限られており、中断前の開幕節に敗れた両チームはこの試合に敗れれば敗退が決まるという崖っぷちに立っている中、ミッドウィークの一戦に向け、互いにリーグ前節から11人全員を入れ替えた。

 ホームの鳥栖は2種選手としてトップチーム登録されている鳥栖U-18所属のMF相良竜之介、FW兒玉澪王斗が揃って先発。トップ昇格1年目のMF大畑歩夢、中国出身のDF王嘉楠もJデビューを果たした。

 対する横浜FCは今季ここまで出場機会のなかったカズがキャプテンマークを巻いて先発。自身が持つプロ最年長出場記録を53歳5か月10日に更新し、リーグカップの最年長出場記録もDF土屋征夫(当時甲府)の42歳10か月0日を大幅に塗り替えた。また昨季はJ3に期限付き移籍していたGK市川暉記(←鳥取)、MF安永玲央(←富山)が今季初出場を果たした。

 序盤はホームの鳥栖が主導権を握った。まずは前半8分、兒玉が縦パスをうまく収め、左サイドの相良にパス。高校生3年生ホットラインでゴールに迫ると、相良はカットインから惜しいシュートを放った。さらに23分、左サイドに開いた兒玉のバックパスから大畑が攻め上がり、ゴール前に鋭いクロスボールを配給。相良のヘディングはミートしなかったが、またもアカデミー出身の若い力で攻撃を完結させた。

 横浜FCもサイドを広く使った攻撃から反撃を試みると、前半30分、カズが大きな見せ場をつくった。右サイドをドリブルで駆け上がったMF齋藤功佑が低いクロスを供給すると、難しい体勢で反応した背番号11が絶妙なヘディングシュート。うまく腰をかがめながら軌道を変えたボールがゴールマウスに向かい、GK守田達弥を強襲した。鳥栖は35分、王嘉楠が負傷交代し、リーグ前節のFC東京戦でJデビューを飾っていた16歳のDF中野伸哉を入れた。

 1967年生まれの53歳と2003年生まれの16歳が同時にピッチに立つという歴史的瞬間。カズが左サイドに流れてボールを受ける際には、J史上最大年齢差とみられる37歳差の2人がマッチアップする場面も見られた。カズは後半18分、FW一美和成との交代でピッチを退き、ベンチに引き上げる際には鳥栖のサポーターからも大きな拍手が送られた。

 その後は鳥栖がFWレンゾ・ロペス、横浜FCがMFレアンドロ・ドミンゲス、FWイバといった攻撃的な助っ人を投入する中、互いになかなか決定機がつくれない展開が続いた。それでも後半アディショナルタイム、横浜FCは中盤での激しい競り合いを制して左サイドに展開し、DF志知孝明のクロスにMF瀬沼優司がダイビングヘッド。これがネットに突き刺さり、土壇場で勝ち越した横浜FCが大会初勝利でグループリーグ突破の可能性を残した。

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