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同日プロデビューの18歳…C大阪MF西川潤は決勝アシスト、浦和MF武田英寿は「すごく楽しみだった」

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セレッソ大阪MF西川潤浦和レッズMF武田英寿

[8.5 ルヴァン杯GL第2節 C大阪1-0浦和 ヤンマー]

 ともに18歳の高卒ルーキーが新たな一歩を踏み出した。桐光学園高からセレッソ大阪に加入したMF西川潤、そして青森山田高から浦和レッズに加入したMF武田英寿は、同日にプロデビューを飾ることになった。

 昨年3月13日のルヴァン杯第2節神戸戦で特別指定選手としてJデビューを飾っていた西川が、まずは0-0で迎えた後半開始からプロとして初めてのピッチに向かう。後半2分には右サイドから切れ込んで際どいシュートを放って積極性を示すと、後半37分に魅せた。センターサークル内でMF清武弘嗣からパスを呼び込むとドリブルを開始。PA手前まで運んで右で待ち構えるFW豊川雄太へパスを届け、決勝点をお膳立てした。1アシストを記録するだけでなく、後半アディショナルタイムにはクロスバー直撃のシュートを放つなど、プロデビュー戦で十分な存在感を放った。

 アシストを受けた豊川は「潤がしっかりと相手を引き付けてくれて、トラップして打つだけの優しいパスをくれた。潤に感謝です」と感謝を示し、チームを率いるロティーナ監督は「潤は復帰して良いプレーをしてくれて満足している。オプションが一つ増えたと思う」と、負傷から復帰して結果を残したルーキーの働きを評価した。

 一方の武田は、この試合が初のベンチ入りとなって「嬉しかったし、すごく楽しみだった」と語り、ベンチスタートにも「いつ出てもいいように準備していた」と出番を待った。そして後半31分、ついにピッチへと送り込まれてプロデビューを飾ることになった。

 右サイドハーフの位置に入って約15分間をプレー。なかなか見せ場を作ることはできずに「なかなかうまくいかなかった」と唇を噛みつつも、視線は上へと向けられている。「今日は勝てなかったので、チームの勝利に貢献できるようなプレーをしたい」と次のチャンスに向けて歩みを進めていく。

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