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変革望むバルセロナの選手たち、シャビの監督就任を熱望か…会長選の前倒し要求とも

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変革を望むバルセロナの選手たち

 バルセロナの選手たちは、クラブレジェンドであるシャビ・エルナンデス氏の指揮官就任を望んでいるようだ。スペイン『as』が伝えた。

 チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝でバイエルン・ミュンヘンと対戦したバルセロナ。しかし圧倒的な力の差を見せつけられ、2-8と大敗。CL決勝トーナメント史上初めて1試合8失点を喫するなど、悪夢のような一日となった。

 試合後には、ジェラール・ピケが「クラブには変化が必要。もし血を入れ替えてこの現状を変えるのであれば、僕が最初に出ていく」と語り、さらにキケ・セティエン監督も将来について「決断は私次第ではない」と発言。またジョゼップ・マリア・バルトメウ会長が何らかの決断を下したと明かしており、大きな変化が予想されている。

『as』によると、ピケの今回の発言にバルセロナ主要選手たちも全面的に賛同しているという。責任を感じつつも、戦術的な準備が足りなかったこと、また長年にわたるピッチ外での不可解な決定が今回の大敗を招いたと考えてるようだ。トップチームのバランスを崩したチーム編成に不満を感じていると伝えている。

 そしてピケと同じく、クラブを前進させるために必要であれば自ら退団することも考慮。その一方で、バルトメウ会長がバルセロナにとって最善を尽くすため、2021年に予定されていた会長選挙の前倒しを期待しているようだ。一部の幹部は「雰囲気があまりにも緊迫している。不可解な選手獲得やフレッシュな選手を1~2人獲得したところで、うまくいかない。リセットが必要だ」と語ったと同メディアは伝えた。またラジオ局『Cadena COPE』は、リオネル・メッシが選挙の開催を要求。選手サイドは選挙が行われなければ2021年までの契約を更新する意思がない、とも伝えている。

 最後に『as』は、バルセロナの選手たちが望むのは、現在アル・サッドで指揮を執るシャビ氏の指揮官就任だと伝えた。クラブをよく知っており、低迷するクラブを活性化させるような人格を持ったリーダーが必要と感じており、それはシャビ氏しかいないと考えているようだ。

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