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家長→山根の極上決勝弾!! 再加速の川崎F、浦和に完封勝利で5連勝

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5連勝を飾った川崎フロンターレは首位を快走

[9.20 J1リーグ第17節 浦和0-3川崎F 埼玉]

 J1リーグは20日、第17節を開催し、埼玉スタジアムでは浦和レッズ川崎フロンターレが対戦。前半37分にDF山根視来の得点で川崎Fが先制すると、後半5分にFW小林悠、同アディショナルタイムにFWレアンドロ・ダミアンが追加点を奪って3-0の完封勝利を収めた。川崎Fは第12節で名古屋に敗れ、第2節から続いた連勝は10でストップ。続く第13節神戸戦もドローに終わったものの、神戸戦後は5連勝となり、再び連勝街道を突き進んでいる。

 ホームの浦和は9月13日の前節・札幌戦(○4-3)から先発4人を入れ替え、FWレオナルド、MF柴戸海、MF柏木陽介、DF山中亮輔らを先発起用。一方、4連勝中で首位を快走する川崎Fは前節・広島戦(○5-1)から先発5人を入れ替え、FW小林悠、FW家長昭博、MF大島僚太、DF登里享平、DF谷口彰悟らがスターティングメンバ―に名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]

 ともにパスをつなぎ、相手のほころびを生み出そうとするが、高い集中力を保つ守備を簡単には攻略できず。前半15分には関根貴大のスルーパスからPA内に侵入したレオナルド、同23分には左サイドから切れ込んだ齋藤がフィニッシュまで持ち込むが、なかなか決定機を創出できずに試合が進んだ。

 しかし、前半37分に川崎Fがスーパーゴールで均衡を破る。MF脇坂泰斗からPA内右でボールを受けた家長が、相手の注意を引き付けて柔らかな浮き球のパスを中央へ。走り込んだDF山根視来が鮮やかな右足ボレーをネットに突き刺し、スコアを1-0とした。さらに同41分には家長のチップキックからPA内に走り込んだ山根が再びゴールを強襲するも、GK西川周作にストップされてしまう。

 前半45分には川崎Fをアクシデントが襲い、負傷した大島がプレー続行不可能と判断されてMF田中碧との交代を余儀なくされた。

 1-0と川崎Fがリードしたまま後半を迎えると、後半5分には齋藤がゴール前をしっかりと確認して送ったクロスに走り込んだ小林がヘディングで叩き込み、川崎Fがリードを2点差に広げる。

 2点のビハインドを背負った浦和は後半8分にFW興梠慎三とMFマルティノスを投入。その後も川崎Fが圧力を掛けられると、同26分にはFW武藤雄樹とMF長澤和輝をピッチへと送り込んで状況を打開しようと試みる。

 しかし、最後まで浦和にゴールは生まれず。その後も幾度となくゴールを脅かした川崎Fは後半アディショナルタイムにFWレアンドロ・ダミアンがダメ押しゴールを奪い、3-0の完封勝利を収めた。敗れた浦和は3試合ぶりの黒星を喫することになった。

(取材・文 折戸岳彦)
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