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久保建英の初退場、今季初アシスト、最長出場にエメリ監督の評価は…「もっと守備を」

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退場処分になったMF久保建英

 ビジャレアルウナイ・エメリ監督が18日のラ・リーガ第6節バレンシア戦(○2-1)に途中出場したMF久保建英について言及した。スペイン『アス』が報じている。

 久保は後半19分から途中出場し、後半27分にはトリッキーなパスでMFダニエル・パレホの勝ち越しミドルを導き、加入後初アシストを記録した。しかし、後半アディショナルタイムにMFカルロス・ソレールをスライディングで倒したとして2枚目のイエローカードを受け、キャリア初の退場処分になった。

 試合後、エメリ監督は移籍後最長の23分間プレーした久保についてこう評価した。

「彼の仕事ぶりは本当に良かったと思う。彼とたくさん会話もした。私たちは彼に大きな期待をして動いている。まだ19歳で、進化は明らかだ。今日はより多くの時間プレーしたが、クボは他の選手のようにもっと守備に取り組むべきだった」

 エメリ監督はスペインサッカー連盟(RFEF)の競技委員会に久保の退場が不当なものと訴え、処分の取り消しを求めることを会見で明かしている。

「彼は2枚のカードで退場させられたが、あれは普通じゃなかった。我々は訴えるつもりだが、これも彼が踏むべきプロセスの一つだと言ってあるよ」

 一方、スペイン『デフェンサ・ セントラル』は「クボは23分間でエメリが間違っていることを証明。クラック的なアシストでリサイタル」と見出しを打ち、「ビジャレアルへの久保のローンは今のところ正しい方向に進んでいないが、ウナイ・エメリはこれらすべての批判を隠蔽したいと考えている。ピッチにいる時はいつでも革命を起こすからだ」と指摘。久保の存在が勝利に不可欠だったと伝えている。

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